

せーの、BIGMA~N!
みなさん、こんにちは!BIGになる男、BIGMAN藤井優希です!もう2月ですね。コラム第3回「BIGMANへの道」です。
BIGMANに終わりはないです。まず、BIGMANを観に来るお客さんで競輪場をいっぱいにしたい。グランプリを獲ってもBIGMANに終わりはない。その先もBIGになっていきたい。死ぬ時に〝本当のBIGMANや〟って言えた時が本当のゴール。それが全部、BIGMANなるまでの道ですね。
そんな僕の、あこがれの人は新庄剛志さん。ああやって魅せて勝つっていうスタイル。あぁいうのが好きですね。スター性、カリスマ性、あこがれます。
母親から〝あんた、夢はヒーローになる!って言ってたで〟って聞かされたんです。小さい頃はいつもウルトラマンのポーズをしていたみたい。全然覚えてないけど。主人公になりたいっていう思いはめっちゃありましたね。
さて、昨年デビューをして、優勝も2回できたけど、難しいですね、競輪って。本音を言うと、もっとバチバチやり合いたい。
同期でいえば阿部英斗(福岡)みたいな、ああいうバチバチやり合ってくれる人と戦いたい。そのためにも早く上のクラスに上がりたい。
昨年の防府記念はスタンドの地元応援ブースなどから観ていました。ヤバかったですね。(取鳥)雄吾さん、(太田)海也さん、あの先行は凄かったです。外から観て、こんなに熱くなるんだ競輪!って思いました。自分もいつかあの舞台で走りたいなあ。
11月には初めて地元戦を走りました。うわー!ってなりましたね。雨の中でもお客さんが来てくれていて、「BIGMAN」っていう声援もすごく多かった。うれしかったですね。これが職業なんか!って思ったくらいです。
7番車だった1走目は、発走機を間違えて9番車のところに行っちゃいました(苦笑)。お客さんが「BIGMAN!BIGMAN!」って言ってくれるので、寄って行っちゃってました。指摘されるまで気付かなかったんですよ。

決勝は気合が入りすぎてフカし過ぎちゃいました。その点、優勝した同期のノムケン(野村賢)は冷静だったな。リスペクトしてます。藤井優希は、やるぞ!っていう気持ちが前面に出すぎちゃうんですよね。それでうまくいかなかったりする(苦笑)。そこはこれから直していきたいところですね。考えて考えて冷静に。お客さんもお金をかけてくださっているので。そこがラグビーとは違うところですね。
早く上に行きたい気持ちはあるけど、チャレンジだからってチャレンジのレースはしたくない。
上のクラスの人たちなら、ここで来るだろうなっていうタイミングで走っています。上に行った時を想定して戦っています。後ろに桑原(大志)さんとか清水(裕友)さんがいるイメージで。今のままでは前を回らせてもらえないと思う。そういうイメージで戦っています。
1月の小倉ではうれしいこともありました!その辺の話はまた次回に。
BIGMA~N!!
師匠の桑原大志(右)とのツーショット
(今後の出走予定) | |
2月1~3日 | 奈良ミッドナイト |
2月23~25日 | 防府モーニング |
◇藤井 優希(ふじい・ゆうき)1998年(平10)12月24日生まれ、山口県出身の26歳。 競輪選手養成所順位は67位。24年5月3日デビュー。師匠は桑原大志(山口・80期)。ホームバンクは防府。スポーツ歴はサッカー、バスケット、ラグビー。好きな食べ物は二郎系ラーメン、嫌いな食べ物は無し。173cm、78kg。血液型O型。