坂口楓華
ガールズケイリンは坂口楓華(27=愛知)が不動の本命だ。昨年は20回の優勝を飾り、年末の静岡では3度目のグランプリ出場を果たした。今年は3場所を消化し完全Vが2度。直前の久留米では児玉碧衣(福岡)を追走し直前一気に突き抜けて見せた。実績、脚力ともに断トツの坂口が完全Vにピタリ照準を絞る。
藤田まりあ
坂口の牙城を脅かすのが藤田まりあ(24=埼玉)。今年一発目の高知を完全V。前2場所は決勝で大きな着を取っているが、昨年7Vを飾っているように、ツボにはまったときの捲りは脅威。
中村由香里
1期生の中村由香里(43=東京)がしぶとさを発揮。位置取りがカギになるが、短走路で相手が相手だけに駆ける選手の2番手回りが条件と言えよう。差し脚スムーズな元砂七夕美(29=奈良)、自在脚が持ち味の林真奈美(39=福岡)が好配を呼び込む。