

せーの、BIGMA~N!
みなさん、こんにちは!BIGになる男、BIGMAN藤井優希です!
BIGMAN!奈良ミッドナイトで優勝することができました。凄く楽しい3日間でした!
というわけで、コラム「BIGMANへの道」第4回です。
まずは今年一発目だった、先月の小倉ナイター。うれしいことがありました。最終日のスタンドに、競輪を勧めてくれたラグビー部の松本監督と、ラグビーの内定を取り消された時に一緒に涙を流してくださったリクルートの方が観に来てくださいました。スタンドを見てグッと来ました。直前に来てくださるっていう連絡もいただいていたんです。
レース後に話をさせてもらって。2年ぶりの再会だったので、いろいろなものがこみ上げてきました。リクルートをなさっていた方が「治療院を始めたんよ」ってなって。ちなみに治療院の名前は『むさし鍼灸整骨院』です!それぞれの道に進んでいて「一緒に頑張りましょー!」って話してきました!
そしてそして、みなさんお待たせしました。優勝した奈良ですね!
3日間とも先行争いができて、特に2日目は先行にこだわっている同期の岡部陸斗と初対戦。凄く楽しみでした。前日に番組が出た時点で「よっしゃー!」って。記者さんに僕が「先行」と言ったら、岡部も「先行」ってなって。バチバチでしたね。しかも番手は同県の沢田(勇治)さん。最高の2分戦じゃん!って。今までのレースで一番楽しかった。お互い先行って言ってるので。じゃんけんでお互いがグーを出すって言ってるようなもの。テンション上がったっすね。
決勝も沢田さんと連係できたし、唯一ラインができましたから。本当に最高の3日間でした。初日からレースの内容が楽しすぎた。結果はあくまで付いてきた感じですね。奈良は本格デビューしたバンクで、その時も沢田さんと連係だったんですよ。あの時はまだ競輪を知らなくて、出られてしまって決まり手は差しだった。
今回はあの時のリベンジができた。決勝は2月3日。今年の立春です。BIGMANもいいスタートが切れました!
早くファンの前で熱い走りを見せたいですね。奈良の3日間はマジで燃えたっすね、本当に楽しかった。前回のコラムでも言ったのですが、こういう戦いをしたかったんです。バチバチがやっぱりいいですね。
師匠の桑原大志さんから初めて褒めてもらいました。「藤井バチバチやったなぁ」って言ってくださった。その言葉が一番うれしかったなぁ。僕も「ありがとうございます!」って。
以前に桑原さんから、〝今のままじゃ(取鳥)雄吾たちの前は走らせてもらえない。お前じゃ全然、後ろに付いとけ〟って言ってもらったんです。それを聞いて燃えるんですよ。しゃー!って。やるぞ!って。本当に師匠が桑原さんで良かったです。桑原さんのおかげで自分が成長できていると思います。
兄弟子はあのラサール高校出身の阿部龍也さんです!
本当に優しくて、本当にいつもお世話になっています。早く阿部さんと僕でS級に上がって、桑原さんと一緒に走りたいですね。
師匠の桑原大志(真ん中)と兄弟子の阿部龍也(右)とのスリーショットでガッツポーズをする藤井優希
師匠と兄弟子とのスリーショットは山原さくら先輩に撮ってもらいました!
今回はここまで。次回は、実は僕〇〇〇だったんです!の話をします。
23日からの地元戦、BIGMANの熱い走りを、ぜひ本場に観に来てください!
(今後の出走予定) | |
2月23~25日 | 防府モーニング |
3月7~9日 | 京王閣ナイター |
3月19~21日 | 高知ミッドナイト |
◇藤井 優希(ふじい・ゆうき)1998年(平10)12月24日生まれ、山口県出身の26歳。 競輪選手養成所順位は67位。24年5月3日デビュー。師匠は桑原大志(山口・80期)。ホームバンクは防府。スポーツ歴はサッカー、バスケット、ラグビー。好きな食べ物は二郎系ラーメン、嫌いな食べ物は無し。173cm、78kg。血液型O型。