別府競輪のモーニング「第24回トータリゼータ別府杯」が2日から3日間開催される。今回は125期の新人がV争いの中心となるチャレンジレース。新人5人はいずれもケレン味のない自力勝負を貫くが、中でも得点最上位の藤井優希(26=山口)に注目だ。直前の高知決勝でBS線をひっかけ、4度目の優勝を飾るなど好ムード。別線勢を自慢のタテ脚でねじ伏せてくれよう。

 今シリーズはチャンレジレース。例にもれず125期のルーキーがV戦線を引っ張る。V争いの中心に推すのは藤井優希。毎度、朗らかな好漢は常に〝舌好調〟。周りの空気を和やかにさせる。愛されキャラでもある藤井だが、レースでは常に強気な自力攻勢を演じる。

 直前の高知決勝は佐藤大地(三重)、高野信元(愛知)との同期対決が注目されたが、BS線をひっかける積極策で堂々と押し切り、4度目の優勝を飾った。当地は決勝で同期の細中翔太(岡山)の捲りに屈した昨年11月以来、2度目のあっ旋。今年の仕事始めの小倉から5場所連続で決勝進出。うち優勝2度、準優勝2度と抜群の安定感を誇る。勝負どころは逃がさない。藤井が果敢に風を切り、存在をアピールする。

 対抗視されるのは角田光(25=福島)。こちらも1月大垣から5場所連続で決勝進出。2月高松、そして直前の前橋もともに3日間、逃げて完全Vを飾っている。脚力、スピードとも藤井にヒケを取らない角田が初の当地戦でパワーを見せつける。

 川越宏臣(28=東京)は2月奈良→京王閣を連覇。直前の高知で準決敗退を喫したのはいただけないが、ツボにはまったときのタテ脚は侮れないものとなる。

 織茂雄一郎(27=山梨)は昨年8月以来、2度目の参戦。パワー不足は否めずムラ駆けだが、積極性は買える。松本昂大(20=長崎)は練習中の落車で鎖骨を骨折し、同期の出世争いから出遅れているが、師匠の瀬戸栄作(109期)の指導のもと、しっかり自転車と向き合っている。その一発攻勢が不気味。与古田龍門(23=沖縄)は昨年11月以来、2度目の当地戦。デビュー以来、ここまで決勝進出はなし。劣勢ではあるが、師匠の仲松勝太(96期)と汗を流すことで脚力は上昇傾向にある。

 新人以外では123期の岡本翔(22=愛媛)がV圏内。先行、捲りを使い分け、ときとしてマーク線もこなす自在派だ。冒頭に触れた藤井にマークできればチャンス。湯浅大輔(39=千葉)も自在脚がある。角田、あるいは川越あたりの番手を回れれば浮上できる。

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