太田りゆ
太田りゆのパワーが断然で軸は動かない。パリ五輪を戦い終えた後に競技を引退してガールズケイリンに専念。五輪直後の平塚オールスターで決勝2着に入ると11月小倉でのGⅠ競輪祭女子王座戦でも決勝2着。通常開催では昨年9月以降、4日制1回を含め16場所を走って12V。前走GⅠの岐阜オールガールズクラシックでは結果を出せなかったが次のGⅠ6月岸和田パールカップへ向けて、ここからリスタート。しっかり勝ってリズムを整える。
2着争いは接戦だ。永塚祐子は前走青森3連勝で昨年7月以来のV。基本は自力勝負。師匠の石井毅、弟弟子の梅田加津也(いずれもA級2班)と同時斡旋となる今回は気持ちが入る。下条未悠も確かな機動力を武器に浮上へ。一発の魅力は太田瑛美。先行勝負に徹する石井貴子(東京)はペースを握ると怖い。長沢彩、中村由香里は好位をキープして。地元期待の伊藤のぞみも気迫に満ちた走りを見せそうだ。