佐世保競輪のミッドナイト「おトクにPLAYオッズパーク杯」が4日からの3日間開催で行われる。
今節はA級戦。後期初場所となる選手も多く、チャレンジで好成績を収め2班へ昇班してきた強い若手もおり、1班の実力者との白熱した戦いが繰り広げられそうだ。
地元選手は古川貴之(41)、飯塚隼人(37)の2人。
岩井芯
2班でも無双状態の125期・岩井芯(20=岐阜)が優勝争いの中心となる。昨年10月に特班以降、A級ですでに8V。今年は3場所連続で優勝を逃したことがなく、3日間開催の場所では確定板を外したのがたった1走のみと、このクラスでも力は突出している。今年、決勝進出を逃したことは一度もなく、常に車券の中心に据えなければならない存在だ。
田村大 佐川翔吾
S級からの降級組で、唯一の競走得点100点超えの田村大(27=宮崎)は真価が問われる。GⅢでも車券には絡んでいた実績もあり、惜しくも降級とはなってしまったが力が衰えたわけではない。A級なら力の違いを見せ、あっさり優勝しても驚けない。佐川翔吾(41=大阪)、名川豊(34福岡)も降級組。S級返り咲きへ、最初の場所で弾みをつけたい。
菱田浩二
1班で安定して強いのは菱田浩二(36=京都)。前回の静岡FⅡでも今年3度目のVを飾っており、今年は6着以下が一度もなく安定感も抜群。こちらも車券からは外せない存在だ。上記5人が主要な優勝候補となる。
森安崇之 中西勇
1班では今年2Vの森安崇之(47=香川)も菱田に引けを取らない実力者。チャレンジからの昇班組では野村賢(21=山口)、中西勇(33=福岡)の125期コンビがA級でどこまで通用するのかに注目だ。従来からのA級の実力者に、降級組、昇班組が初めて相まみえる今場所。車券戦術も見極めが大事になる。