
佐世保最終日3R
竹野行登
半年ぶり勝利の❻竹野を狙う
2日目2Rで竹野行登(58=鹿児島)が最終4コーナー3番手から外を伸びて1着。今年1月の平塚最終日以来、約半年ぶりの勝利を挙げた。単騎の森下忠夫(53=高知)が4車ラインを分断した恩恵も受けたのは確かだが「本当、必死でした。しっかり伸びてくれた」と噴き出す汗を拭った。
最終日は前期A級2班だった❸松丸裕紀(44=福岡)の番手をゲット。追走さえしっかりできれば、再びゴール前勝負に持ち込めるとみた。松丸とのワンツーだ。❻=❸―❶❷❹❺。
佐世保最終日8R
与古田龍門
再び佐世保で!❹与古田が初の番手戦をものにできるか
2日目3R準決勝で必死に粘り、3着で決勝進出を果たした与古田龍門(23=沖縄)。127期の諸隈健太郎(24=高知)には大差勝ちを許したが、こちらも127期の柏野健吾(22=岡山)は封じ込め、これで自身2度目の決勝進出となった。「初日は最終バックで脚が残っていなかったけど、2日目は少し脚を溜められた」と反省も生かした競走。佐世保は6月に初優勝を果たした思い出のバンクで「優勝率100%を目指して頑張ります」と闘志を燃やした。
しかも決勝では前回本デビューで即優勝を果たした127期の❺生野優翔(23=大分)の番手をゲット。番手戦は初めてとなるが、再び佐世保で優勝するビッグチャンスが到来した。「優勝して、少し自信も付いてきた」と話す与古田の差し切りなら、高配当が見込める。生野との折り返し❹=❺―全。
佐世保最終日9R
火島裕輝
先輩も大絶賛!❻火島の捲り再び
2日目7R準決勝で火島裕輝(22=愛媛)が魅せた。ラスト1周、最後方からあっという間に捲りを決めると上がりも最速タイの11秒5で圧巻の1着。前回の武雄に続き2場所連続の決勝進出となり「ローラーの段階から軽かった。落ち着いて行けたし、展開も向きました」と笑みを浮かべた。武雄からハンドルの持ち方を少し変え、やや後ろ乗りにしていることが好調の要因。「結果が出始めているので、自信になっています」と話した。
番手で2着に続いた前反祐一郎(51=広島)も火島を「彼はあまり考えすぎずに脚を使えば、楽にS級へ行けるだけの脚がある。加速もすごかったし、めちゃくちゃ強かった。付いて行くので必死だった」と大絶賛。前期S級のベテランがここまで言うのなら、説得力がある。となれば、優勝候補筆頭の❶佐藤幸治(39=長崎)や❷加藤将武(23=埼玉)との勝負にも十分対抗できる。若武者のA級初Vに期待して❻―❶❷❸❹―全。(北野 将市)