佐世保初日2R


吉田 タテ脚一気だ!

 本格デビュー2場所目となる前々回の地元別府で初優勝を3連勝で飾った吉田航。その決勝は前を任せた同期の新垣慶晃(沖縄)が車間の空いた4番手捲り。厳しい流れかと思われたが、ラストの直線外を一気に突き抜けて見せた。

 高校(柳ヶ浦)まで野球で汗を流しただけあって体力自慢でもある。初めて佐世保バンクに挑む吉田は「練習もしっかりやれたし、疲れも取れた」と胸を張った。さらに「負けられません」とも付け加えた。

 マークする高橋紀史も今期は初めて3班に降班。気合の乗りは満点だった。3番手西島は付いていけるか微妙。別線から大中―山崎が突っ込む。本命サイドでも3連単❹❷―❶❸の2点


佐世保初日6R 


日野 ロングスパート!

 6月の当地ミッドナイトで③⑦⑦と苦戦を強いられた日野博幸は悪天候のため、前検前日に移動。周到な準備で初日を迎える。「福井のあと、空いてないけど、1日はしっかり乗れた。前回のここよりいいはず」と声を弾ませた。今でこそA級にどっぷりつかっているが、S級実績もあり底力は持ち合わせている。

 初日予選、1番車の田川が手ごわいが、自信ありげな日野がロングスパートも辞さない。追加参戦の橋本がマーク。その橋本は前回別府の2日目に快勝し、27万円をオーバーする3連単配当を呼び込んだ。とはいえ田川―安東の連係は互角以上だ。日野の頭固定で3連単❷―❶❸❺BOXの好配狙い。


佐世保初日9R 


合志 白星チャンス!

 タイトルホルダーの合志正臣も48歳を迎え、さすがに全盛時のキレは影を潜めてはいるが、上昇志向はいささかも衰えていない。6月の当地最終日の負け戦以来、直近4場所は白星から遠ざかっているが、初日特選は5場所ぶりの白星を手にできる構成だ。

 先制が有力視される鶴の番手回り。3番手に蓮井が付け、鶴先手なら単騎の桜井が4番手を続く流れになるだろう。スピードタイプの藤岡がかまし、捲りで襲いかかるが、ペースで駆ける鶴を果たして攻略できるのか。おまけ合志が熟練のけん制で藤岡を失速に追いやる。番手差し合志から3連単❹―❶❷❸❺BOXを推す。