新垣と鈴木の一騎打ちの様相だ。本デビュー即完全V、前回Vで通算2Vと戦歴はまるで申し合わせたかのように似通っている。養成所の順位は新垣が8位、鈴木が62位と大差が開いていたが、デビュー後の実力は拮抗。鈴木は前回も完全Vで、今場所も完全Vなら次回で特別昇班のチャンスを得られるだけに大事な場所となりそうだ。ルーキーの参戦は2人のみ。

 病気欠場明け2場所目の別所英幸(45=福岡)、吉田彰久(52=香川)、早川成矢(49=埼玉)といった今期からの降班組にも実力者がそろう。競走得点こそ70点を切っているが、4場所前の大垣で復活の狼煙を上げる優勝を飾った土居佑次(27=高知)も侮れない存在だ。

A級1・2班戦
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