ハイスピードのかまし、捲りを武器に今期4回の優勝を飾っている佐藤幸治。S級実績豊富な実力者だが、その道のりは決して平たんではない。昨年7月の熊本FIで喫した誘導妨害や失格によるマイナス点で今期無念のA級降格となっている。とはいえ、A級ではさすがにモノの違いを見せつけている。降格後、10場所を消化し決勝を外したのは10月豊橋のみで8月武雄から9月佐世保までを4連覇するなど存在を誇示した。

 持ち味はハイスピードの捲り。メンバーと展開次第ではかましで前団を一気に飲み込む。同じ九州の高橋優斗(28=大分)や高橋幸司(27=沖縄)をマークするかは微妙ながら、佐藤はいわゆる格上。佐藤を中心とした九州勢の連係に注目したい。

 差し脚切れる真崎新太郎(46=栃木)が肉薄する。こちら真崎もS級降格組。8月大宮から直前の静岡まで10場所すべてで決勝進出。10月松阪、11月別府を連覇するなど安定感が光る。

 ケレン味のない尾崎悠生(28=埼玉)が真崎を引っ張るケース十分だし、江連和洋(53=栃木)が3番手を固める陣容になると番手さばく真崎が笑う。

 南関は荒川仁(27=千葉)が代表格。ムラ駆けだが、ツボにはまったときの自力攻勢は侮れないものとなる。

 石塚慶一郎(23=和歌山)も着実に力を付けた機動力型だ。近畿はその石塚が中心。

 中部から名乗りを挙げる加藤寛治(47=愛知)は位置取りがカギになりそうだ。

 中四国から薦田将伍(27=愛媛)が上位に割って入る。近況は苦戦続きだが、10月大宮を制すなど一発の魅力はある。

ガールズケイリン
スポニチロゴ