別府競輪のモーニングレース「CTCは3分前杯」が12月22日から3日間開催される。
今シリーズはA級1、2班戦。上位の実力、脚力ともに拮抗する混戦相場だが、一歩リードするのは売り出し中の斉藤楽(23=宮城)だ。目下連覇中とメンバー中、もっとも勢いがある。来期はS級に復帰。将来を嘱望される北日本期待のパワータイプが別線勢を力でねじ伏せるつもりだ。
A級1、2班展望

斉藤楽
東西の精鋭が集まり見逃せないV争いを展開する。波乱含みだが、先行力でリードするのは斉藤樂だ。高校時代(東北高校)はチームスプリントなどのトラック種目で活躍。123期在所時は第3回記録会でA評価を獲得するなど潜在能力の高さをアピールした。思えばおととし12月のチャレンジファイナルを制し、特班を決め大物感を漂わせたもの。
類いまれな能力を生かし、前期はS級に在籍。そのS級では洗礼を浴びる皮肉な結果となったが、降格後のA級ではモノの違いを見せつけている。今期すでに4V。9月函館、松戸を連覇。前2場所の12月平塚、玉野も連覇中と勝負強さを発揮。持ち前のスピードはメンバー中、ピカイチ。勝負どころを逃がさずスパートする。

岡部芳幸
実績豊富な岡部芳幸(55=福島)との北日本連係に注目だ。さらに2班ながらタテ脚で売り出し中の角田光(26=福島)が北日本ラインの先頭で戦う流れを想定すれば、なおさら斉藤、岡部に展開が向く。

小榑佑弥
関東から小榑佑弥(26=群馬)が名乗りを挙げる。こちら小榑も今年4Vを手にするなど底力はある。
小榑マーク一本に絞る稲村好将(50=群馬)が肉薄。全盛時の切れ味は影を潜めているが、マーク力は確か。気心知れた群馬コンビが侮れない。

山田駿斗
南関は山田駿斗(21=千葉)が筆頭。冒頭の斉藤楽とは同期。斉藤に負けじとこちらも来期はS級に昇格する機動力型だ。直前の地元松戸で今年4度目の優勝を飾るなど気配は上々。斉藤にはライバル意識を燃やす山田の動向も見逃せない。
副島和人(42=神奈川)が山田との南関連係で見せ場を作る。イマイチ元気のない副島だが、前期はS級に在籍するなど実績はある。
中四国から今野大輔(32=岡山)がV争いに加わる。前期S級に在籍し3場所前のいわき平では鋭い決め脚を披露し優勝を飾るなど好気配だけに侮れない1車となる。

長松空吾
地元の長松空吾(25=大分)も見せ場を作る。
中園和剛(43=福岡)、野口大誠(36=熊本)ら九州勢の連係にも注目だ。

