別府競輪の新春シリーズモーニングレース「ファッションプランニング都杯」が1月4日から3日間開催される。
今シリーズはA級1、2班戦。中近、中四国、九州の3地区の精鋭が顔を並べ、おまけに級班の入れ替えがある新期第1戦とあって波乱ムードが漂うが、層の厚さではS落ち3者がセット配分の九州勢がリードする。中でも復調途上にある佐藤健太(37=福岡)に期待する。
A級1、2班展望

佐藤健太
級班の入れ替えがある新期第1戦。例にもれずS級降格組がV争いの中心となる。
前期S級でも善戦した佐藤健太、松本憲斗(29=熊本)は98点をオーバーする競走得点を持つ。新期一発目ということでS級での得点が反映されているとはいえ、持ち点は実力の証明でもある。さらに追加あっ旋の浅見隼(28=福岡)もS級降格組。この3者が連係するとなると分厚い九州ラインができあがる。

松本憲斗
得点最上位なのは98.77をマークした松本憲だが、10月富山FⅠの初日に落車し、前の期の終盤を棒に振っているのが気になる。めっきりBS数が減り、捲りにウエイトを置いている松本がどこまで復調しているかがカギとなるが、その点、佐藤健は前期最終戦の奈良FⅠを⑤③②とまとめるなどしぶとさも見せた。

浅見隼
その佐藤健は直近4カ月のBS回数12回の浅見隼との連係を選択するのか。いずれにしても得点98.77の松本憲、98.03の佐藤健、97.50の浅見とつぶぞろいの九州勢がV戦線を掌握することだろう。
別線も実力者が控える。鋭い決め脚を武器にもつ吉田健市(48=愛知)は逆転の筆頭に挙げられる。前期S級ではさすがに目立った成績を上げられなかったが、A級線となると話は別。巧みな位置取りと目標を得たときのしぶとさは健在だ。

張野幸聖
その吉田は張野幸聖(25=和歌山)との連係で活路を開く。張野は23年12月のレインボーカップA級ファイナルを制し、今年前期までS級に在籍したように底力はある。まして昨年仕事納めの和歌山を3連勝し弾みを付けた。張野―吉田の中近タッグに注目したい。

保田浩輔
中四国は保田浩輔(26=岡山)が自慢のタテ脚で上位陣を脅かす。別府バンクは何度も走り昨年11月は①①❷とぴしゃりまとめて見せた。
得点を90.26に押し上げ息を吹き返してきた岡崎景介(43=広島)や野村典嗣(35=愛媛)、藤原浩(46=高知)が保田の攻めに乗れるなら勝機をつかめる。

