東日本発祥77周年大宮競輪「倉茂記念杯(GⅢ)」は、1月15日から18日まで4日間にわたって開催される。

 主役は関東の期待を背負うS班の真杉匠。地元埼玉勢の得点最上位・武藤龍生も記念初Vゲットに燃える。

 近畿S班同士で強力連係は古性優作と寺崎浩平。そのほか松浦悠士、中野慎詞、荒井崇博ら豪華な顔ぶれがそろって激突する。(電投番号「25#」)


GⅢ見どころ

真杉の底力信頼

 ここが新年2場所目。初戦の立川に続き関東地区でのGⅢに気合を込めて臨むS班の真杉匠。立川では準決で逃げて4着。3着と⅛輪の小差で決勝に進むことができなかった。その分も、ここでは結果が欲しいはず。ホームの宇都宮と同じ500バンクで実力を見せる。

 当地記念出走は今回が初。もう一つの埼玉の競輪場、西武園では23年にGⅠオールスターを制し24、25年と記念を連覇。ここでも好走への期待が膨らむ。基本は自力で持ち味発揮。状況次第で番手でのレースも含め、関東の軸としてしっかりとラインを機能させる。

 地元のV有力候補は追い込みで着実に上昇を続ける武藤龍生。昨年は4回当地を走り3月FⅠでV。1月記念では決勝に進んだが4着。初のGⅢ優勝を地元バンクで決められるか。前走豊橋FⅠで3連勝など近況も安定。流れが向けばチャンスは逃さない。

 関東では昨年覇者の佐々木悠葵、真杉と同県での連係が望める坂井洋と追加で入った神山拓弥もV争いへ。地元GⅠ覇者の宿口陽一や若手自力型で期待が大きい森田一郎の走りからも目が離せない。

 強力S班同士でのタッグは古性優作と寺崎浩平の近畿コンビ。脇本雄太、南修二と4車で結束した平塚グランプリでは真杉に連係を乱され、いい結果を得られなかった。ここでは2人で好連係へ。古性は19年以来7年ぶりの当地記念で、寺崎は昨年の決勝で2着。そろって勝ち上がりワンツーを目指す。

 落車が続いたが立て直してきているのは松浦悠士だ。12月に記念で2V、今年初戦の前走小松島FⅠでも3連勝。動く組み立ても含め、状況に応じた走りで好勝負へ。

 北日本を引っ張るのはナショナル組の中野慎詞。22年1月早期卒業デビューから500バンクは今回が初出走。1走ごとに感覚をつかんでいく。師匠の佐藤友和や和田圭と連係。前で果敢に出て力を発揮する。

 九州は12月佐世保記念、年末年始開催の小倉FⅠでもラインを組んだ荒井崇博と北津留翼が力を合わせる。小倉では3日間連係。初日特選は捲り1着の北津留に荒井が続き、準決は逃げた北津留を荒井が差してワンツー。決勝は伊藤颯馬の逃げに乗り番手捲りの北津留を荒井が差してV。北津留は3着。ここでも息の合った連係を見せる。

 南関で注目は追い込みで実力アップの佐々木龍。最近はGⅠでも存在感をアピール。シビアな位置取りからGⅢ初制覇に挑む。


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