別府競輪のモーニングレース「楽天ケイドリームス杯」が15日から3日間開催される。前回に続き今回A級3班によるチャレンジレース。
例によって127期の新人がV戦線を引っ張るが、主役の座に座るのは吉田航(26=大分)だ。本格デビュー後、4度目の地元戦に気合十分。11月開催以来、3度目の地元Vへ、のっけからパワー全開。別線勢を自慢のタテ攻撃で圧倒する。

吉田航
チャレンジレースは例に漏れず127期のルーキーがV争いの中心となる。今回は地元気合の吉田航が主役を演じる。昨年7月の本格デビュー後、地元戦は3度挑戦し2Vを飾るなどホームバンクはひと味違う強さを見せつけている。本格デビュー後は14場所を消化(単発レースは除く)。決勝を外したのは11月大宮のみで13場所で決勝にコマを進める安定感が際立つ。11月平で通算4Vをもぎとるなど着実にパワーアップしている印象だ。
直前の豊橋決勝こそ、安達光伸(岐阜)との同期対決に敗れ辛酸をなめさせられているが、その分、地元でキッチリ修正。準決までは自慢のタテ攻撃で順当に決勝へと進出するはずだ。狙うは3度目の地元V。集中力を高め、吉田が結果を求める。今回、同期の山口留稀哉(23=長崎)とセット配分。

山口留稀哉
こちら山口も抜群の運動能力を発揮し毎回V候補に挙げられるパワータイプだ。昨年8月の岸和田、小松島を連覇するなどタテに踏む脚力は前述の吉田ともヒケを取らない。
後田康成(52=長崎)の勝ち上がり次第にはなるが、山口―吉田で並ぶパターンも十分に考えられる。山口に乗れる展開を想定すれば断然吉田が優位に運べる。
2班からの降格組もV圏内だ。特に85.04と持ち点最上位の後藤祐貴(35=兵庫)が意地を見せたい。降版初戦の岐阜では準決までの2走を捲り連発で連勝と機動力を見せつけた。タテ脚は健在。新人相手に一発をもくろむ後藤が侮れない存在となる。
冒頭の同期・吉田に負けず劣らずの好成績を収めているのが小西涼太(24=岡山)だ。何しろ昨年8月の久留米から13場所連続で決勝に進出する安定感が光る。直前の高知では3連勝で初Vを飾るなど勢いもある。その小西に乗れるパターンを想定すると川本琢也(38=岡山)にもチャンスが訪れる。
ベテラン有賀高士(56=石川)が上位に割って入る。同じ北陸のルーキー上野幸星(24=富山)の攻め方次第では好配当を演出できる。
南関は柴田功一郎(49=神奈川)、江本博明(45=千葉)が代表格。ただし上位に通用する先行型が見当たらず苦戦ムード。
関東は楠野史尭(37=埼玉)と塚本勝士(48=栃木)が息の合った連係で見せ場を作る。
北日本も個性派が顔を並べるが、いかにも層が薄く苦戦は避けられそうにない。


