
立川競輪FⅠ「第10回前節立川市営 HPCJC杯」は、1月19日から21日まで3日間にわたって開催される。S級とガールズ、A級1、2班で1日12レース。
S級の中心は今節得点トップで実力も上位の松本貴治。平塚ヤンググランプリを制した中石湊、地元の鈴木竜士も自力で好勝負へ。
ガールズの主役は平塚グランプリメンバーの地元・梅川風子。ナショナル組の仲沢春香とのパワーバトルに注目が集まる。(電投番号「28#」)
S級見どころ

松本貴治
昨年のグランプリ出場を次点で逃した松本貴治。ラストバトルのGⅠ小倉競輪祭で決勝に進み、最後の望みを懸けたが6着。賞金獲得額で9番目のイスにあと一歩及ばなかった。ただ、レースの内容は素晴らしかった。際立ったのは松本の潔さ。グランプリの権利を獲りたい中でも守りに入ることなく2車のラインで果敢に逃げた。まず先にやるべきことをやる。レースで決して悔いを残さない。今後の飛躍を大いに期待させる走りだった。
和歌山記念で新年の初戦を迎えたが、二予で無念の失格。ただ、3番手から捲って1位で入線。動き自体に不安は感じられない。立川は19年にヤンググランプリを制した思い出の地。基本は自力勝負。タイミングを逃さず鋭く仕掛けて今年初のVゴールを決める。追加で入った橋本強が同県で松本との連係となるか。得点では橋本より上の香川雄介も四国で松本とラインを組んでの勝負へ。しっかり食らい付いて直線勝負に懸ける。

中石湊
松本が19年の覇者なら、昨年のヤンググランプリ(平塚)の覇者は中石湊。ナショナルチームに所属し、競技で世界を舞台に鍛えられたダッシュとスピードは格別。立川は昨年7月FⅠでS級初Vを決めたバンク。イメージはいいはずだ。競輪の実戦は12月28日に走ったヤンググランプリ以来。中20日で今シリーズへ。追い込み型で確かな実力を備える渡部幸訓の援護が望めるここは、前で迷わずに積極策。北日本でのワンツーを目指して果敢に攻めの走りに徹する。

鈴木竜士
地元戦に気合を込めて臨むのは鈴木竜士。立川では過去にFⅠで3回のV歴。状況次第で何でもこなせるが基本はラインの先頭で自力勝負。昨年8月函館オールスターで決勝に進んだ佐藤礼文や同期の山岸佳太、戦歴断然の武田豊樹と関東で力を合わせることになりそう。
近畿の軸は1班が1人の東口善朋。同県で確かな機動力を備える中西大と連係できれば戦いやすくなる。
ガールズケイリン

梅川風子
実力断然の梅川風子が軸。昨年12月29日の平塚ガールズグランプリから中19日で迎える新年一発目のレース。圧倒的なスピードを武器に地元東京のバンクでの走り初めを完全Vで飾る。

仲沢春香
逆転が考えられるのはナショナルチームに所属する仲沢春香。昨年12月の2場所で連続完全Vを決め、梅川同様にここが今年の初戦。積極策で好勝負に持ち込みたい。
梅川と同期で底力のある吉村早耶香は、ここが今年に入って3場所目。決勝に進み、自力基本の組み立てで上位争いへ。村田奈穂は直近前走の今年初戦でV。流れに乗ると浮上がある。
