防府競輪のモーニングレース「ニッカン・コム杯」が1月25日から3日間開催される。五輪拓巳の優勝で幕を閉じた前回に引き続きA級3班によるチャレンジレース。

 例によってV争いをリードするのは127期のルーキーだ。中でも昨年7月の本デビューから6Vを手にしている土生智徳(29=大阪)がパワフルだ。前回は同じ短走路の奈良をピシャリ3連勝。初挑戦の防府バンクで躍動する。


チャレンジ戦展望

 弟の敦弘(117期)を追って127期デビューした土生智徳が波乗りモードだ。アマ時代は野球で汗を流し、高い運動能力を発揮した。身長180センチ、体重も90キロ近い。恵まれた体力を生かし着実にパワーアップ。

 昨年5月のルーキーシリーズこそ目立たなかったが、本格デビューした7月小倉から16場所を消化。うち6回の優勝を飾るなど先行力を見せつけている。

 防府バンクは初挑戦となるが、直前の同じ短走路の奈良を3日間BSを引っかけ完全Vで締めたように33バンクもお手のもの。自慢のタテ脚でV争いを力強く引っ張るはずだ。

 父・健司(85期)の影響で輪界デビューした木村優駿(20=埼玉)が力勝負を挑む。

 こちら木村はアマ時代にインターハイ、高校選抜のケイリン種目で優勝を飾るなど豊富な実績を残した。本格デビューした7月大宮から11場所連続で決勝に進出。11月名古屋、12月前橋で完全Vを決めているようにタテに踏む脚力は土生にもヒケを取らない。

 木村もまた防府バンクは初めて参戦。4度目の短走路挑戦となるが、過去3度は決勝で❶、❷、❺と好相性。土生とパワー比べだ。

 安定感ある水沢秀哉(22=千葉)もむろんV圏内だ。前回の小倉準決で先行策も末脚を欠き4着に沈んだのは意外だったが、スピード、競走センスともに将来を嘱望される機動力型だ。

 水沢も勝負どころは逃がさずスパートし、昨年11月の静岡以来、4度目のVを目指す。

 前回小倉を準優勝した西森一稀(20=兵庫)、同じ開催で西森を捲り5度目のVをもぎとった吉田航(26=大分)の動向も見逃せない。

 ウエートリフティング出身の利川寛太(26=山口)も見せ場を作りたい。昨年9月の地元で3連勝を飾るファンの喝采を浴びた。久留米、伊東と決勝を外しているが、地元戦となると話は別。気合の自力勝負でアピールする。

 得点最上位のベテラン柴田功一郎(49=神奈川)が熟練のハンドルさばきを披露。水沢との南関連係で柴田が好配当を呼び込む。

 柴田と同じく今期降班した山崎功也(37=宮城)、山原利秀(56=高知)、加藤大輔(46=大分)のハンドルさばきにも注目したい。


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