京王閣ミッドナイト競輪の「ウィンチケットミッドナイト競輪」(FⅡ)が1月29日から31日まで3日間にわたって開催される。

 A級1、2班戦とチャレンジ戦で1日9レース。出場選手は東日本の各地区と中部、近畿から。メインとなるA級1、2班戦は主力に自力型が少ないこともあって激戦模様。

 得点トップは昨年12月まで1年間、S級に在籍した近谷涼(富山・121期)だが11月小田原GⅢで落車負傷してから約2カ月間欠場。ここで復帰となっても状態面には疑問符が付く。

 注目度が高いのは2班に特昇してここが初戦となる北日本の新鋭・三沢優樹(福島・127期)だ。

 チャレンジ戦も3人いるルーキー127期勢のほか今期2班から下がった得点上位の選手らで差のない争いとなりそう。

A級1、2班戦

 三沢は新年初戦の前橋ミッドナイトで連続3場所目の完全Vを決めてA級3班から2班に特昇。ここで1、2班戦デビューを迎える。組み立ては先行が基本。勢いに乗り、格が上がったここでも好勝負を演じるか。追い込み型で得点を持っている鹿内翔(青森・95期)が北日本で三沢と連係。しっかり続いてゴール前勝負。差し切っての逆転も。

 近谷はコンディションがどうか。レース勘の面にも不安が残るが持ち味の地脚を生かして実力発揮なら押し切ってVへ。自力も出せる西浦仙哉(三重・73期)や太田剛司(愛知・97期)が中部で近谷と連係。近畿の追い込み型で実力のある三谷政史(奈良・93期)、山本隼人(大阪・111期)も中近で力を合わせることになるか。近谷にとっては同県の後輩で積極的な岩元叶馬(富山・125期)がいることも大きい。連係して番手を回れれば有利に運べる。

 関東を引っ張るのは若手の自力型で成績上昇中の西村剛(新潟・125期)。吉田勇人(埼玉・86期)や地元の内田玄希(東京・94期)が西村の仕掛けに乗る。先制が決まれば上位独占へ。江守昇(千葉・73期)は南関の追い込み型で堅実さのあるベテラン。位置次第で上位争いに浮上する。

チャレンジ戦

 127期の自力型は林佳宗依(富山) 、辻田祥大(三重)、大本隆也(神奈川) 。その中で優勝が1回あるのは林。辻田と木本はまだV未経験。林と辻田が新人同士、中部で連係となれば強力。その場合、どちらも積極的で前後は微妙だが年齢が若い辻田が前で仕掛けることになるか。番手をすんなり回れれば林に2回目のVが近づく。辻田は状況によって、大本も力で優勝を狙える。

 127期のほかで期待を集めそうなのはチャレンジ戦のメンバーで得点最上位の秋末蓮(兵庫・125期)。今期、2班から下がって走った2場所はいずれも決勝2着。新人相手でも自力で好勝負へ。自在性ある藤縄洋介(兵庫・89期)が同県で秋永の後ろか。追い込み型の吉川悟(大阪・79期) も近畿連係から上位をうかがう。

 北日本の自力型で前期2班の石田宏樹(青森・91期)、鈴木豪(福島・105期)も動ける強みがあるだけにV候補の一角として見逃せない。

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