熊本競輪のFⅡモーニングレース「レイメイ藤井&CTCは3分前杯」がA級上位クラスを迎え、2月3日から3日間開催される。

 シリーズリーダーはS級実績豊富な木暮安由(40=群馬)が務める。事故点の影響で今期は08年後期以来、18年ぶりのA級降格を余儀なくされているが、まだまだ元気。東の機動力型と息の合った連係を披露。新走路の熊本バンク初登場の木暮が貫禄を見せつける。


大会展望

 今シリーズは1、2班の精鋭が対戦するA級戦。主役の座に腰をすえるのは木暮安由だ。失格によるマイナス点で今期はまさかのA級降格。特別昇級した08年後期以来、実に18年ぶりのA級戦となった。今期は仕事始めの平塚(❷①❼)、2戦目の玉野(❸①❸)と久しぶりのA級での実戦に戸惑いは隠せないでいるが、脚力が極端に落ちたわけではない。

 GⅠ9回の決勝進出はダテではない。その木暮も40歳を迎え、さすがに全盛時のキレ味は影を潜めているが、向上心はいささかも衰えていない。熊本地震の影響で開催中止を余儀なくされた当競輪は2024年7月のFⅠで8年ぶりに再開。新走路となって初めて挑戦する木暮の近況の戦法は追い込みにシフトチェンジ。

 その木暮のパートナーとなるのが24年後期から3期S級を張った五十嵐綾(25=福島)が有力。五十嵐の持ち点は101.50で最上位。昨年11月の名古屋FⅠを制しているようにS級でも通用するパワーヒッターだ。直線の長い熊本バンクなら番手回りの木暮優位。むろん駆ける位置次第では五十嵐が押し切るシーンも思い浮かぶ。


 地元の代表は半田誠(22=熊本)が務める。前期のS級では洗礼を浴びたが、降格初戦の小倉を❼③❶で制し、前回の豊橋も❶②❸とまとめた。A級では持ち味のかまし、捲りが十分通用することを証明している。

 番手は佐藤健太(38=福岡)がお任せ。無類の瞬発力を秘める佐藤なら半田のスピードにも対応できる。半田―佐藤の連係にも注目したい。


 中四国はS落ち連佛康浩(40=岡山)が見せ場。同じく前期S級の塩崎隼秀(25=愛媛)はA級では決勝常連。A級での持ち点93.43は立派な数字だ。メンバーと展開で先行、捲りを使い分ける器用さも持ち合わせている塩崎が上位に挑戦。追う連仏が好配を呼び込む。


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