別府競輪のモーニングレース「みんなの競輪杯」が24日から3日間開催される。今シリーズはA級1・2班戦とガールズケイリンの2本立て。
波乱含みのA級は得点最上位のベテラン藤田昌宏(51=岡山)に期待する。追い込んでよし、タテ脚を活用してもよし、変幻自在にV争いをリードする。
ガールズケイリンはGⅠ常連の当銘直美(29=愛知)が中心。大久保花梨(28=福岡)が対抗格だ。
A級1・2班戦

藤田昌宏
51歳の年齢を感じさせない藤田昌宏(岡山)が変わらず元気だ。前期のS級でも時折、一発を放ち好配当を呼び込んだ。降格後の今期は4場所を消化しすべて決勝に進出。初っぱなの久留米❸①❶、直前の地元玉野を❹②❶とすでに2Vをもぎとるなど健在ぶりをアピールしている。持ち点も97.90と最上位。中国地区に上位に通用する先行タイプが見当たらない以上、自ら動いて勝機を見いだす。
北日本から小橋秀幸(47=青森)が名乗りを挙げる。S級実績豊富な実力者で互角の評価ができる。こちら小橋はS級から降格後、4場所Vなしともどかしさも同居するが、藤田と同じようにV最有力候補でもある。スピードタイプ森田康嗣(44=北海道)の攻めを足場に見せ場を作るのか、それとも一発捲りを放つのか、小橋の動向が見逃せない。

片桐善也
関東は片桐善也(31=新潟)に注目だ。前期S級では洗礼を浴び続けているが、A級ではタテ脚を発揮し勝負する。ケレン味のない吉田晏生(26=埼玉)と連係できれば片桐に展開が向く。

蒋野翔太
四国は蒋野翔太(30=徳島)と溪飛雄馬(47=愛媛)が代表格。ともに前期はS級を張った。蒋野の先行回数はめっきり減ったが、好位から繰り出す捲りは驚異。ケガに苦しんだ渓も復調ムード。四国コンビのワンツーが狙える。

小柳智徳
九州は小柳智徳(27=長崎)がV圏内。昨年のA級で5Vを手にするなどタテ脚の破壊力は十分。前田義和(41=鹿児島)も自力で立て直しているし、松岡孝高(40=熊本)も底力はある。どう折り合うかは今のところ微妙だが、一枚岩でまとまると上位に割って入れる。
ガールズケイリン

当銘直美
ガールズケイリンは安定感が際立つ当銘直美がV戦線を引っ張る。24年はパールカップと競輪祭女子王座戦で決勝に進出したように勝負強さもピカイチだ。戦法は追い込み中心ながら、捲りのスピードもキラリ光る。脚力上位の上に位置取りもしっかりこなす当銘が昨年11月の京王閣以来のVを目指す。

大久保花梨
対抗格は大久保花梨(28=福岡)だ。こちら大久保も決勝常連。直前の岐阜では今年初Vを3連勝で飾るなど勢いもある。持ち味は自在脚。レースの流れ、対戦相手の動きを見極め、タテに踏んで結果を求めるつもりだ。

松本詩乃
松本詩乃(26=東京)、西脇美唯奈(24=愛知)が第2勢力。松本は力を付けているが、前回立川決勝での落車が気になる。コンスタントに決勝にコマを進めている西脇は昨年2V。先行、捲りを使い分けV戦線をかく乱する。

