熊本競輪のミッドナイト「TIPSTARリニューアル杯」が3月3日に開幕する。今節はオールチャレンジ戦の7個レース制。

 この時期は1、2班戦からの降班選手が直近4カ月の競走得点でリードするが鵜呑みにしてはいけない。やはり新鋭の127期勢が中心で吉野太晟(24=岡山)、加藤駿(28=愛知)、秋山太洋(24=東京)がフレッシュな走りでシリーズを盛り上げる。
 前期1班で2場所前の別府を完全優勝した後藤祐貴(36=兵庫)も見逃せない。今期V歴ある足達重満(50=長崎)、川本琢也(38=岡山)にも要注意。


大会展望

 前期まで1、2班戦を戦っていた選手と、3班のままの選手の脚力比較が難しいが、自力勝負で沸かせるのが127期勢。プロデビュー戦だった5月のルーキーシリーズで熊本を走った吉野太晟をV候補筆頭に推す。現在は3場所連続決勝進出中で、3場所前の静岡では捲ってデビュー初Vを飾った。

 追加参戦の加藤駿は本デビュー後、3度のV実績がある。自慢のダッシュ力を生かして今年初優勝を目指す。

 秋山太洋はルーキーシリーズも含めデビュー後の10場所で落車が4回。ちょっと気になる数字ではある。年末の落車から今回が復帰2場所目。状態がどこまで戻っているのか注目したい。

 初の決勝進出を狙う上野幸星(24=富山)も軽視は禁物だ。


 127期以外では後藤祐貴が筆頭格だ。降班後の3場所すべてで決勝進出と力を示し、2場所前の別府では完全優勝。1班だった前期終盤に白星を量産していただけに、チャレンジ戦でも自力戦で若手に見劣りしない。今回も経験値を生かしてヤング撃破を目論む。

 かつて熊本支部だった米原大輔(45=沖縄)も前期1班の実力者。今年3度目の決勝進出なるか。

 足達重満は前期の2度のVに続いて今期も2場所前の大宮で完全V。直前の玉野も連勝で決勝進出と好調だ。50歳になっても差し脚は衰えない。川本琢也は1月の四日市で昨年10月以来のV。新人の番手回りではあったがチャンスをしっかりとモノにした。以前よりも安定感がアップし、同格戦ならまだまだ自力脚は健在だ。

 前期2班で点数上位なのが松根真(45=東京)、柴田功一郎(49=神奈川)、吉原友彦(47=神奈川)、清水広幸(59=愛知)、古城英之(50=広島)、鳥生知八(50=愛媛)あたり。高橋明久(45=宮城)や玉村元気(36=香川)の機動力も侮れない。


 前期に引き続き3班の選手では奈良基(43=宮城)が多彩な戦法で奮闘中。3場所連続決勝進出中の大川栄二(52=和歌山)や、2場所連続決勝進出中の堀勝政(47=群馬)もしぶとさを発揮して上位進出を狙う。


 地元勢は赤星俊光(47=熊本)と吉田悟(31=熊本)の2人が参戦。赤星は直前の高知で7月以来の決勝進出と、いい流れで地元戦を迎えられそう。吉田は自力で動く番組が多いが、地元戦なら追い込み戦もあるかも。切れ味あるタテ攻撃で存在感を示したい。


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