熊本最終日5R


もう一度、足達重満を狙う

 準決勝で狙った足達重満は4着。吉野太晟の後ろに吉田悟―足達で入り、的中を確信したが、吉田を気遣ったのか、位置を取った際に脚を使っていたのか、思いのほか伸びなかった。最終日は東日本4車と西日本3車の2分戦。車番的にも劣勢は否めないが、だからこそ狙ってみたい。前を回る勝部貴博は2日目の逃げ切りで気持ちが高まっている。ある程度まで仕掛けてくれれば、最後は自身のタテ脚でなんとかする。

 東の先頭を担う高橋が突っ張るか、下げて一気にカマすか。勝部にとっては簡単にはいかないが、5番手になってもアクションを起こさないわけにはいかないだろう。スンナリとした流れではなく、消耗戦に持ち込みたいところ。あとは足達がどこまで伸ばせるか。

 車券は3連単で足達の首位に絞る。❸―❶❹❺―❶❷❹❺❻と、❸❻から❶❷❹❺。


熊本最終日6R


中村賢二に連勝チャンス

 2日目は鈴木康平との即席タッグから白星ゲットした中村賢二。今度は同県の加藤駿を得て連勝締めのチャンスだ。加藤とは昨年7月の四日市で3日間連係し、予選と決勝はワンツー。予選と準決勝は中村が先着した。決勝は加藤が同期を使って番手捲りで1着。加藤が最初から自分で動いた際は中村がきっちりと抜いている。加藤は吉田悟との2分戦。地元で奮闘している吉田も侮れないが、スピードは加藤が優勢。逃げても捲っても吉田を寄せつけないとみる。そうなれば中村に絶好の流れとなる。

 吉田は叩かれた場合は番手に飛び付く可能性もある。それは中近勢も把握済みだろう。加藤がメリハリのついた攻めに出て中村とワンツーを決める。

 車券は3連単で、安くても中村と加藤のワンツー。❺❷❸の1点勝負でも良さそうだが、穴で狙ってみたいのは単騎の内海雅夫。❺❷❻も押さえたい。


熊本最終日7R


動き上々の秋山太洋が奮闘

 加藤駿が敗れた以外は、自力選手は有力どころがきっちりと決勝にコマを進めた。吉野太晟は点数通りの強さを見せているが、シリーズリーダーの後藤祐貴はなんとなくピリッとしない雰囲気。一方、落車禍で調子を落としていた秋山太洋が切れ味鋭い動きを見せ、経験豊富な吉原友彦も「乗り方をいろいろと変えて、やっとしっくりきた。久しぶりにいい感じでモガけた」と復活ムード。吉野が単騎となって、どのラインからでも狙えそうな決勝戦だ。単騎で気楽に走れる吉野が脅威だが、気配なら秋山と吉原も買いたくなる。特に秋山は、前に出てしまえばペースをつかめそうな構成だけに外せないだろう。ベテランの坂本英一が懸命に続くが、力勝負になるような気もする。

 後藤、吉原、そして単騎の吉野に、秋山と踏み合ってまでの早い仕掛けはないと読む。たとえ秋山は叩かれたとしても、準決勝のように素早く巻き返すはずだ。奈良を背にする後藤の出方がポイントになりそうだが…。

 車券は3連単で、秋山を軸に据えて力決着の❺=❷、❺=❼流しを本線に、坂本がくらいつく❺❻流しを押さえる。(本間 正則)