
武雄競輪の「競輪アプリ*は*ウィンチケット」が3月19日~21日の日程で開催される。7車立ての7R制で行われる今節はA級1、2班戦とチャレンジ戦の2本立て。
1、2班戦は小原周祐(34=高知)、蔵本徹二(31)、蔣野翔太(30=徳山)、藤田楓(22=岡山)ら中四国勢を中心に村上翔馬(27=兵庫)、九州勢は浅見隼(28=福岡)、名川豊(35=福岡)、坂本晃輝(46=佐賀)と、強力メンバーが多数参戦。
チャレンジ戦は利川寛太(26=山口)、山本康旗(25=大分)、下山聖斗(24=鹿児島)ら127期を軸に、田中孝法(44=福岡)、地元の中野真吾(39)、有賀高士(56=石川)らがV争いを熱く盛り上げる。
A級1・2班戦

小原周祐
今節のV候補筆頭は小原周祐。降級初戦となった1月久留米決勝では先行する藤田昌宏を好追しいきなり準Vと好結果を残すと、続く1月豊橋、宇都宮で優勝。直前の3月豊橋では岡山の保田浩輔と好連係。決勝では保田の番手から鋭く差して3場所連続Vを成し遂げた。まさに絶好の流れに乗って、武雄に乗り込んでくる。
最近は追い込み基本だが、強力なタテ脚は健在。2場所前の豊橋では目標の畝木聖が不発とみるや、7番手から鋭く捲って一気に前をのみ込んでしまった。みなし直線が長く自力型が不利といわれる武雄バンクの特性を考えると、同じS級降格組の蔣野翔太を目標に鋭脚を発揮してトップを狙っていく。6月開催のレインボーカップ出場を視野に、気合十分の走りを見せてくれそうだ。その蔣野は降格後初の京王閣でこそ決勝に進出できたが、その後は持ち味である積極的な走りは影を潜め、苦戦が続いている。ここは小原とのタッグで巻き返しを目指す。
小原の最大のライバルになるのが村上翔馬だ。直前の3月岐阜では2日目に失敗してファイナルを逃したものの、その前の平塚では完全Vを飾っており、脚の状態に不安はなさそう。平塚決勝では好位を確保してから鋭く捲って前を一気にのみ込んだ。自力を基本に臨機応変に立ち回ってアタマを狙うことになる。1月に降級してからはコンスタントに決勝に進んでいるマーク巧者の高間悠平と連係できるのは心強い。

藤田楓
中国勢では新鋭・藤田楓に注目だ。落車負傷の影響が危惧された2月小倉では初日から元気よく先行策で好走し決勝に勝ち勝ち上がっており、落車の影響は心配なさそう。タテ脚兼備の蔵本徹二、マーク堅実な近藤範昌(47=岡山)との連係で、1、2班戦初優勝へ突き進む。中国勢では快足先行が持ち味の近藤雄太(26=岡山)も展開によっては上位争いに加わってくるだろう。
九州勢では浅見隼に期待。2月別府、3月立川と大きな着を連発しており、状態がいいとは言えないが、前期S級の実力は侮れない。浅見が万全ならば地元の坂本晃輝(46=佐賀)や名川豊にも展開が向く。
チャレンジ戦
V争いの中心は利川寛太。昨年末から今年1月にかけてはやや調子を落としていたが、2月小倉から直前の前橋まで4場所連続で決勝に進み、前橋では準Vと上向いてきている。本格デビュー後3Vをマーク。特に地元初参戦となった6月防府では初の完全Vを達成した。高校時代はウエイトリフティング部で活躍し、国体、インターハイで優勝したことがある。社会人を経て競輪選手としての道を選び、適性試験に一発合格。養成所時代は自転車競技に慣れずに苦労の連続だったが、卒業後は走るたびに力をつけ進化を続けている印象。初めての武雄のバンクにもすぐに適応できるだろう。
利川と同じ127期の下山聖斗にも注目したい。高校3年のときにインターハイのケイリンで5位に入賞。競輪学校養成所では第3回記録会でゴールデンキャップを獲得。本格デビュー後はまだ3場所しか戦っていないが、2場所連続で決勝に進み、直前の宇都宮では初Vを成し遂げた。武雄でもV候補としての活躍が期待できる。
127期では山本康旗も上位争いに加わってきそう。落車や病気の影響もあってやや伸び悩んでいる印象だが、本格デビュー直後にはコンスタントに決勝に進めていたことを考えると、万全な状態なら上位を争う力は十分にあるとみる。強力な捲りがある地元の中野真吾(39=佐賀)、直前の京王閣で久々の優勝を飾った大中拓磨と、前節の久留米で準Vと結果を残した田中孝法、有賀高士、白川有司(51=福岡)らベテラン勢もV戦線を盛り上げる。



