第11回後節立川市営・立川競輪FⅠは、3月28日から30日まで3日間にわたって開催される。

 S級、ガールズ、A級1、2班で1日合計12レース。メインのS級は激戦模様だが、戦歴上位は元S級S班で今節得点最上位の守沢太志。

 ガールズは4月GⅠの松戸オールガールズクラシックに出場する大浦彩瑛、松井優佳、五味田奈穂の力勝負が注目される。(電投番号「28#」)


<S級見どころ>

守沢の差し期待

 守沢太志が当地を走るのはS班だった23年9月のGⅢ開設記念で決勝に進んで以来。FⅠとなると13年12月のGPシリーズ以来で、その時は予選で8着の後に2勝という成績だった。約2年半ぶりに斡旋された当地で7車立てを走るのは今回が初となる。目標となる味方は自力も含め自在に立ち回る佐藤一伸。

 期は守沢の方が2つ下でも学年では逆に2つ上。好位を取って踏み込む佐藤の後ろから鋭さを発揮する。今年初戦の1月京王閣FⅠでは3番手から捲り追い込んだ新田祐大をゴール前で捉えてV。ここでは佐藤の動きに乗っての勝負。今年2回目のVへ、同じような流れをイメージしているか。差し切ってのワンツーを目指す。

 佐藤は今年4場所目の2月久留米FⅠでV。その後の3場所も9走で5勝、着外が1回だけと安定した走りを続けている。基本は好位を取っての捲り。後手に回らない組み立てを心掛け、最後に自力を出して守沢とゴール前勝負へ。抜かせず押し切ってのVゲットなるか。

 関東のV候補は得点上位の吉沢純平と地元の高橋築。2人とも動けるが最近の決まり手は追い込みが多い。初日特選から連係となりそうだが前後はどうなるか。2班で予選からのスタートだが前走取手GⅢで決勝に進んだ中島詩音が勝ち上がれば、決勝では3人での連係へ。実現すればラインは強力だ。

 九州は1班の松川高大と2班でも得点を持っている渡辺豪大が主力。いずれも組み立ては追い込みが主体だが、四国の1班で機動力のある真鍋智寛がおり西日本での連係が視野に入る。松川は捲りの決まり手があり、いざとなれば動いての勝負も。うまく流れを呼び込みたい。

《ガールズ見どころ》

大浦の機動力信頼

 機動力で一歩リードするのは得点トップの大浦彩瑛だ。前々走伊東で今年2回目のVを決め、勢いに乗って前走一発勝負の防府ガールズフレッシュクイーンへ。

 1枠を生かしてS取りから2番手に飛びつく絶好の展開も、最終バックから捲り上げるとゴール前で後ろから2人に抜かれて3着。悔しい結果に終わった。そこから中7日。気持ちを切り替えて今節へ。初登場となる当地でも自力で強い走りを見せるか。

 松井優佳は今年に入って優勝こそないが成績は安定。自力基本の走りで逆転も。

 先行パワーある五味田奈穂は大浦と同じく今年2V。積極策で押し切りを狙う。位置取りで勝負はホームの立川で気合が入る板根茜弥。

 1期生で堅実さを維持する中村由香里も地元戦で好走が期待される。


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