防府競輪のモーニングレース「トータリゼータ防府杯」が4月10日から3日間開催される。
今回は127期の新鋭が主役を務めるチャレンジレース。本格デビュー以来、すべて決勝に進出するなど抜群の安定感を誇る木村優駿(20=埼玉)が堂々のV候補だ。スピード、持久力ともに文句なし。1月以来、2度目の当地でのっけからパワー全開。昨年12月の前橋以来、3度目のVに挑む。
チャレンジ戦展望

木村優駿
V候補に挙げられる127期から今シリーズは4人が参戦。中でも木村の安定感が際立つ。父・木村健司(85=引退)を追って輪界入り。本格デビューした昨年7月の大宮以来、何と18場所連続で決勝に進出。優勝回数は2回と少ないが、準優勝が11回。
決勝で同期対決に敗れるシーンも数多いが、結果を恐れずケレン味のない先行勝負を貫いている将来を嘱望される関東の機動力タイプだ。
当地は1月以来の参戦。3日間BSを引っかけ①①❷とまとめた。決勝でマークした丸林駿太(福岡=123期)に差されはしたが、前受けから突っ張り別線勢を完封。堂々たるレース内容だった。戦法は迷いなく先行。3連勝した昨年の前橋以来、3度目のVに照準を絞る。

吉野太晟
対抗格は追加あっ旋された吉野太晟(24=岡山)だ。こちら吉野は秩序違反で6カ月を棒に振ったが、本格デビューした今年1月の玉野でいきなり準V。3月取手は3度目のVを逃げ切りで飾っている。
吉野もまた木村に負けじと徹底先行が持ち味。初挑戦の当地短走路でもケレン味ない自力勝負を心がける。

右近陸人
地元の右近陸人(25=山口)も見逃せない。ここ3場所は決勝を外しているが、3割増しのホームバンクで気合十分。その証拠に今年1月の地元戦は②②❻と健闘した。右近が木村VS吉野のV争いに割って入るつもりだ。
もう一人、注目したいのが十文字悠真(23=福島)。秩序違反により約1年間のあっ旋停止を余儀なくされ今回がまさしくデビュー戦。ルーキーシリーズすら走ってなく、まったくの未知数だが。長期欠場中は練習一本。いきなり3期目スタートとなるだけに目の色も違うはずだ。

米村光星
米村光星(26=熊本)が先輩期の意地を見せたい。2月京王閣から5場所連続優出。うち3場所前の岐阜決勝ではルーキー真木寛斗(愛知)の逃げを捲って優勝の美酒を味わっているだけに侮れない存在となる。
ベテラン勢では村本慎吾(44=静岡)、米原大輔(45=沖縄)のハンドルさばきが見逃せない。

