防府競輪のモーニングレースが4月18日から3日間開催される。今回はA級1・2班戦。

 脚力接近、実力伯仲する混戦シリーズとなるが、V有力候補に推すのは得点最上位の半田誠(22=熊本)だ。前期はS級に在籍。降格後の今期は7場所すべてで決勝に進出。うち2Vを手にするなどA級ではモノの違いを見せつけている。初挑戦の防府バンクで自慢のスピードを見せつけるはずだ。


A級1・2班戦展望

 東西の精鋭が顔を並べ、見応えある優勝争いを演じる。波乱含みのシリーズになるが、頭ひとつリードするのが半田誠だ。昨年後期にS級を体験。前半は苦戦を続けたが、まったく歯が立たなかったわけではない。昨年11月の小田原GⅢでは②①⑧②とS級上位クラスを相手に大きく存在をアピールした。

 降格後の今期は7場所を消化。すべて決勝に進出し、1月小倉、2月西武園を制している。持ち味はスピードを生かしたカマシ、捲り。防府33バンクは意外や初参戦となるが、前述の小田原のように短走路はお手の物。別線勢を圧倒するシーンが思い浮かぶ。

 その半田マークは中村良二(50=福岡)。こちら中村も今期降格組だが、ハンドルワークは確か。今期9場所こそ優勝の美酒を味わっていないが、半田の仕掛ける位置次第では逆転が狙える。

 東勢では栗本尚宗(32=千葉)が代表格。前回の3月伊東決勝では逃げ切りで今期初Vを飾り弾みをつけての参戦だ。積極策から九州コンビとも互角に渡り合う。

 栗本と連係するのは落合達彦(39=静岡)。展開に左右される面は否めないが、マーク力は上位。これに巴直也(37=神奈川)がライン参加。南関勢の連係から目が離せない。

 関東は長井妙樹(37=東京)が上位に肉薄。格付け2班ながら徹底先行で売り出し中の今井希(25=埼玉)が追加参戦したことで長井がニヤリ。今井マークから長井が抜け出すパターンも十分。

 地元から野村賢(22=山口)が挑戦。先行争いは臨むところ。譲れない地元バンクで野村が存分にパワーを発揮する。

 その野村を援護するのが吉本哲郎(46=広島)だ。S級から降格初戦の1月玉野を完全V。その後、鳴かず飛ばずだが、S級経験は豊富だし底力はある。吉本が野村と息の合ったタッグで見せ場を作る。


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