防府市営の小倉競輪ミッドナイト「前検日コメならウィンチケット杯」が4月22日から24日までの3日間開催される。

 今シリーズはA級3班によるチャレンジレース。V有力候補の127期から3人が参戦。中心視したのはここまで6Vを手にしている畑崎大輝(24=青森)だ。BS回数18が示す通り、徹底先行を貫く。長所でもある地脚を発揮し初挑戦の小倉バンクで長距離砲を放つ。


チャレンジ戦展望

 チャレンジレースの主役を務める127期のうち、本格デビューした昨年7月の函館以降、6Vを飾るなど畑崎大輝が着実に実績を積み上げている。中学時代のロードバイクがきっかけで自転車競技を始めた畑崎は高校、大学と自転車競技で汗を流した。

 国体で1000メートルTTで3位に入るなど、長い距離をもがける地脚が持ち味。直前の函館は3日間BSを引っかけ②①❶とピシャリまとめてみせた。小倉バンクは初挑戦となるが、戦法には一切迷いがない。誰が相手でも強気の先行勝負を貫く畑崎のパワーが見ものだ。

 持ち点最上位の山口留稀哉(23=長崎)が好勝負に持ち込む。脚力的には畑崎ともヒケをとらない山口だが、2月小田原の決勝で落車し3場所を欠場しているのが気がかり。治療、ケアを繰り返し復帰戦に挑む山口の走りにも注目したい。

 もう一人、中川飛隆(27=新潟)がV争いに割って入る。ここまでの優勝回数は3回。2月には久留米、松阪を連覇するなどダッシュ力が持ち味のスピードタイプの中川が3月静岡以来、4度目の優勝を目指す。

 127期以外では谷本奨輝(31=岐阜)がV圏内。先行、捲りを主に武器とするが、近況は同地区の若手の出現でマーク策も器用にこなす。相手が他地区の新人とあって、そのタテ脚がどこまで通用するかは微妙ながら、ツボにはまったときの自力攻勢は侮れないものとなる。

 また、デビュー以来、自力を貫いてきた加藤健一(33=神奈川)もまだまだ元気。逃げの決まり手10回は推せる数字でもある。

 今回は防府市営のミッドナイト。場所は違えど井山和裕(47=山口)、友永龍介(35=山口)が気合十分。山口二人の奮起に期待したい。


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