久留米競輪ミッドナイト「オッズパーク杯」が4月22日~24日の日程で開催される。
今節は7車立て7R制で、オールA級1、2班戦。林昌幸(23=愛媛)、松本憲斗(29=熊本)、畝木聖(29=岡山)を中心に、今井聡(38=東京)、岡部伶音(27=福島)、島村匠(29=福岡)ら実力者が揃った。
V争いは競走得点最上位の林が軸。降級後は安定した走りを見せている松本と畝木にもチャンス十分。小原唯志(42=茨城)と今井の関東勢、岡部と大高の福島コンビの実力も侮れない。
A級1・2班戦展望

林昌幸
自力型多数参戦で混戦気配も、先行力上位の林昌幸がV争いをけん引する。今期はここまで全6場所で決勝に進出し、1月広島の完全Vを含め3度の優勝を誇る。2場所前の立川決勝では落車したが、復帰戦の青森初戦は2着に4車身差をつけ圧勝。準決も大外を語彙かいに捲って1着と不安を吹き飛ばした。決勝は5着とやや物足りない結果に終わったが脚にはしっかりと刺激が入った様子。今回は日程的に余裕があり、万全の調整で久留米に乗り込んでくるに違いない。
林といえばポテンシャルの高さは誰もが認めるところだがS級に定着できない状況が続いている。それでも昨年8月には名古屋F1で待望のS級初優勝をパーフェクトで飾り、そのときの3勝を含め前期は計12勝をマークと着実に実力を伸ばしている。近いうちにS級で安定して活躍できるようになるだろう。

松本憲斗 
畝木聖
林に続くのは松本憲斗と畝木聖の2人が濃厚だ。特に松本は降級初戦の1月別府で完全Vを飾り、その後もコンスタントに決勝に進出。直近3場所は確定板を外しておらず、安定感は抜群。林との力勝負となるとやや分が悪そうだが、得意の捲りに持ち込めば強敵にも十分に対抗できるはず。1月別府完全V以来久々の優勝を狙いたい。
畝木は3月の松戸から4月豊橋で3場所連続準Vを決めており、優勝候補として実力に不足はない。先行、捲りを基本に機動力を生かして展開に柔軟に対応することもある。中四国勢が連係して林の番手に回ることになれば、チャンスは一気に広がる。

八谷誠賢 
峯口司
九州勢では地元の島村匠と八谷誠賢(50=福岡)にも注目したい。今期はここまで3場所連続で決勝に乗っており、調子は明らかに上向いている。勝って知ったるバンクで地の利を生かせるのもプラス。松本との好タッグで上位争いを繰り広げることになりそう。
八谷は今期10勝と1着を量産中。強力な自力脚は50歳になっても健在。最近は若手に前を任せて好結果を残すことも増えている。
高橋幸司は2月別府優勝以降コンスタントに決勝に進み、競走得点は急上昇。A級2班ということで予選スタートとなっても軽視はできない。直前の小松島アドバンスで好戦した峯口司(23=長崎)の機動力にも要注意だ。

今井聡 
岡部伶音
関東勢では今井聡が中心になる。2場所前の取手決勝では塩崎隼秀の番手から鋭く抜け出し今年初Vを飾った。塩崎のようなしっかりとした目標があるときは堅実に差し脚を発揮して結果を残し、混戦になったときはチャンスを逃さずに素早く自分で仕掛けることもできる。今節は同じ関東の小原唯志と連係して今年2度目のVを狙う形になりそう。
小原は2月西武園、3月小田原で決勝2着の実績があり、展開が向けば上位進出も可能だろう。南関の稲葉一真(36=静岡)は2月伊東で完全Vを達成した実績がある。落車による負傷欠場から復帰2戦目となる今節は1場所戦った上積みが期待できる。前期S級で捲り脚強力な本多哲也(37=千葉)の一発は魅力的だ。
福島の岡部伶音は3月の小倉では大きな着を連発し、続く4月平塚でも勝ち上がりに失敗とやや調子を落としている印象だったが、直前の函館では持ち前の積極的な走りで今期5度目の優出を果たし、いい流れに乗っての参戦となる。経験不足は否めない面はあるものの、ツボにはまれば林にも引けを取らないスピードを発揮する。有力選手の1人として力に不足はない。南関、関東の選手と合体して、しっかりとしたラインの先頭で戦う形になれば積極的な持ち味がなおさら生きてくる。

