別府競輪のモーニングレース「第26回トータリゼータ別府杯」が26日から3日間開催される。

 今回は1・2班の精鋭を迎えたA級戦。波乱含みのシリーズだが、V筆頭格に推すのは畝木努(32=岡山)だ。

 前期のS級では洗礼を浴び続けたが、A級ではモノの違いを見せつけている。目下、小田原→京王閣を連覇中。持ち前のタテ脚を駆使し畝木が3連覇に挑戦する。

 東西の実力者、個性派が顔を並べV争いは興味津々。混戦相場だが、機動力で頭ひとつリードするのは畝木剛だ。前期のS級では苦戦したものの心機一転、A級では安定した成績を収めている。降格初戦の松戸を準優勝。直前の京王閣まで8場所を消化し3回の優勝、準優勝も2回と立派な戦歴を残している。

 前々回の小田原を完全V、そして前回が❻②❶とピシャリまとめ勝負強さを見せつけた。直近4カ月のBS回数17に加え、逃げの決まり手14回は立派な数字だ。行けるところからしっかりスパートし畝木が3連覇に挑む。

 その畝木と連係できる三ツ石康洋(45=徳島)にもチャンス十分だ。S級経験豊富な実力者だが、展開に左右される面も多い。しかし、1月小倉決勝では健脚を発揮し、久しぶりの美酒を味わっている。畝木―三ツ石の両立を有力視する。

 九州は佐藤健太(38=福岡)が代表格。すっかり追い込みにチェンジしているが、前々回の静岡を❷②❶でS級降格後、初Vを飾っているように差し脚のキレは健在。パートナーとなる金ケ江勇気(29=佐賀)がイマイチ元気がないのが気がかりだが、ツボにはまったときの金ケ江の自力攻勢は上位にヒケを取らない。

 南関から関根健太郎(35=神奈川)が名乗りを挙げる。S級だった24年の一年間は苦戦したが、A級では常にV候補にアップされる。先行回数こそすっかり減ったが、捲りの破壊力は魅力一杯。

 関東は小榑佑弥(26=群馬)が上位に割って入る。近況は持ち点を下げているが、今回は斉藤英伊須(22=青森)と連係できるパターンも考えられる。BS回数19と徹底した先行勝負を貫く斉藤が積極的に風を切る。小榑、あるいは前述の関根が斉藤に乗れる好展開を生かすケースも十分だ。

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