防府市営の小倉競輪ミッドナイト「前検日コメならウィンチケット杯」が5月13日から3日間開催される。
今回はA級、ガールズケイリンの2本立て。脚力接近するA級は混戦相場だが、中心視するのは小川賢人(41=福岡)。
すっかり自在派にシフトチェンジしているが、鋭い捲りも兼備。
今年初Vへ、小川が奮起する。ガールズケイリンは尾崎睦(41=神奈川)の存在がピカイチだ。
★1・2班戦展望

小川賢人
東西の精鋭が顔を並べるA級はいかにも波乱含みだ。中心視するのは小川賢人。鋭い捲りを武器に17年後期からS級に在籍したが、今期は無念の降格を余儀なくされた。S級では上位の壁を切り崩せずにいたが、時折放つ一発捲りは鋭かったし破壊力もあった。
降格初戦の地元久留米の決勝で落車。リズムに乗れず直前の高知アドバンスまで9場所を消化しVなし。3場所前の玉野準優勝が最高成績とは平凡すぎる。ただし、高知初日にはBSを引っかけ予選道中を②②とまとめて決勝にコマを進めた。復調の兆しは確かに読み取れる。

徳永泰粋
来期はS級1班への昇格が決まっている小川の最大の武器は捲りだったが、近況はすっかり自在派にシフトチェンジ。追い込みも器用にこなす。ここはパワーアップした徳永泰粋(23=熊本)と息の合った連係を披露することだろう。徳永を目標に小川が健脚を発揮する。

吉田昌司
吉田昌司(28=茨城)が力勝負を挑む。兄はS級S班の吉田拓矢(107期)。精進を怠らない吉田は今期S級点をキープ。来期はS級に復帰する実力者だ。今年の優勝は1月小田原の1回のみと物足りないが、積極果敢なタテ脚勝負を貫き決勝にはコンスタントに進出している。おまけに長井優斗(38=東京)、菅谷隆司(41=東京)の援護が吉田にとっては心強い。層の厚さなら関東勢に分がある。

加藤圭一
南関勢は劣勢だが、S級経験豊富な加藤圭一(48=神奈川)が侮れない。荒っぽさは玉に瑕でもしっかりした目標を得た時の加藤は上位に進出できる決め脚を持つ。
中四国は蓮井祐輝(42=香川)が代表格。コツコツ地道な努力が実を結び来期はS級に復帰する。こちら蓮井は門田凌(32=愛媛)と連係し活路を開く。あるいは格付け2班ながら力を付けた田中和磨(29=岡山)に乗れるパターンも想定できる。好配は蓮井が演出する。
★ガールズ展望

尾崎睦
ガールズケイリンは尾崎睦(41=神奈川)の存在が際立つ。昨年のガールズGPは佐藤水菜の牙城こそ崩せなかったが、準優勝は立派な成績だ。
今年最初のGⅠオールガールズクラシック(松戸)も決勝に進出。こちらも佐藤水菜の後じんを浴びる皮肉な結果となったが、一般戦となると話は別。今年すでに5Vを手にしているように主役の座は譲らない。

石井貴子
実績では石井貴子(36=千葉)がヒケを取らない。落車の影響もあり全盛時の決め脚は影を潜めているが、大舞台を数多く走っている経験値を忘れてはならない。

下条未悠
前回の京王閣を3連勝し今年初Vを飾った下条未悠(25=富山)に勢いを感じる。ロングスパート辞さない強気なタテ攻撃で下条が尾崎、石井に挑む。
タテ脚と言えば吉岡詩織(31=広島)も侮れない一人だ。今年はここまで美酒を味わってないが、ツボにはまったときも捲りは脅威。

太田瑛美
太田瑛美(25=三重)、小泉夢菜(27=埼玉)が上位に割って入る。特に一発が魅力の太田が波乱を呼び込む。

