大宮競輪場

 <6月5~7日>杉浦颯太がずば抜けた存在。本デビューは遅れたが、2月の岸和田から白星を量産。結果だけでなく、先行にこだわっており内容も抜群だ。まだチャレンジにいるのが不思議なレベル。

 大宮も4月に①①❷着と同期に敗れ優勝こそ逃したが、感覚はつかんでいる。圧倒的なスピードで堂々と押し切ってみせるだろう。

 同じく北日本からは角田吏がエントリー。こちらも本デビューが遅れ、まだ組み立てに甘さが残る。ただ、ダッシュは光るものがあり勝ち負けできる存在。杉浦と連係するようであれば十分にチャンスがある。

 九州は鹿児島から下山聖斗が出走予定。こちらもダッシュが売りで捲りが強烈。直線が長い大宮だけに、最後に大外から飛んでくる。先行力ある辺見祐太や、ヨコの動きを取り入れて安定した谷本奨輝も侮れない。


伊東競輪場

 <6月13~15日>GⅠの裏開催で混戦。シリーズの主役を担うのは福永大智―柴崎淳の中近コンビ。福永は持ち前のスピードに加えて、輪界屈指のスタート力で初手を好きな位置から始められる。

 7車立てにおいてこれは大きなアドバンテージ。得意のカマシ、捲りでライバルを圧倒する。実力者の柴崎も気温に比例して調子を上げてくるタイプ。直線で福永を差しかわすシーンもある。

 地元の新田康仁は3月の小松島で落車してから欠場が続いており状態は不安。ただ、500勝レーサーとして底力言わずもがな。地元期待の丸山留依の番手から差し脚を伸ばす。

 4月の当地記念で決勝に乗った杉森輝大は同県の小畑勝広を目標に突っ込む。防府ウィナーズCで決勝入りした久米康平も侮れない存在。力を付けている小堀敢太や一丸尚伍も注目だ。 


静岡競輪場

 <6月10~12日>来期S級復帰が決まっている森山智徳―小川賢人の九州コンビが中心だ。特に小川は来期SⅠに昇級する。

 今期は1月にいきなり落車してから流れに乗れず優勝こそないが、さすがのタテ脚を披露。ここも森山のスピードをもらい大外から強襲する。

 レース巧者の小榑佑弥が侮れない存在。自分でやっても面白いが、番手戦もうまい。目標にできそうな吉田晏生の番手から見せ場をつくる。中四国は富武大―網谷竜次で連係しそう。富のパワーが生きる展開なら一発ある。

 ガールズはパールカップの裏で上位陣が不在。地元の吉村早耶香と、力を付けている松井優佳が中心となる。吉村は2年連続でパールカップに出場していただけに、その悔しさを晴らす。128期の卒記クイーン岩元杏奈がこの2人にどれだけ迫れるか注目だ。


スポニチロゴ