別府競輪のミッドナイト「けいりんLOVE!ラブリン杯」が4日から3日間開催される。今回はA級班によるチャレンジレース。今シリーズは129期が本格デビューを迎える。ルーキー6人のうち、45勝を挙げ在所成績ナンバー1の座を射止めた沢田桂太郎(28=大分)が一番の注目株だ。129期卒記チャンピオンでもある逸材が地元ファンの声援を味方に大きく存在をアピールする。

チャレンジ展望

 ハイレベルな129期勢が2026年後期に本格デビューを迎える。今回はその期から6人が参戦。いずれもタテ脚自慢の若鮎たちだが、在所時の成績を考えると沢田桂太郎の存在がピカイチ。

 在所時は3回連続でゴールデンキャプを獲得。持ち前の強地脚をフルに発揮し45勝をマーク。堂々ナンバー1の称号を得た。卒業記念をも制した沢田は中距離ナショナルチームに在籍したトップアスリートだ。

 破格のパワーで連勝街道を行くと思われたが、意に反してルーキーシリーズは苦戦の連続だった。逃げては捲られ、捲りに構えれば不発。追い込みも届かずと前評判とは裏腹にもどかしい成績に終始した。それでも3戦目の熊本でようやく溜飲を下げた。②②で進出した決勝を捲りで制し初優勝。これで波に乗るはずだ。

 今回は地元で本格デビュー。トップスピードを保ち、長い距離をもがける最大の長所を沢田が地元ファンの前で見せつける。

 坂井央雅(19=岐阜)が沢田に迫る。ルーキーシリーズ3戦のうち、5月平塚と6月奈良で決勝に進出。高校時代にスクラッチ競技で汗を流した坂井もまた強地脚が持ち味。ルーキーシリーズこそ追い込み主体だったが、タテ攻撃で沢田を苦しめる。

 兄・誠(123期)を追って輪界デビューした半田莉都(19=熊本)、ダッシュ自慢の田中衛太(20=長崎)はルーキーシリーズこそ目立たなかったが、九州期待の新人だ。

 父に忠夫(69期)を持つ森下龍之介(24=福岡)は吉岡稔真氏が主宰する不動会の一員。デビュー戦の松山で決勝に進出し波乱を呼び込んでいるだけにその動向が気になる。

 アマ時代に野球で活躍した松木一将(33=愛知)も身体能力は高い。33歳でデビューする苦労人の松木の動きも見守りたい。

 先輩期の127期勢が好勝負を演じる。筆頭格は角田吏(23=福島)だ。秩序違反によりデビューが遅れた角田だが、その安定感は際立つ。

 安定感と言えば決勝常連の秋山太洋(25=東京)も忘れてはならない。ケレン味のない自力攻勢が売りの安達豪太(33=兵庫)も上位に割って入る。

 119期の邊見祐太(30=新潟)は前回の地元弥彦でVをもぎとっているだけに勢いがある。

 ベテラン勢もやる気だ。作田悦章(43=徳島)は失格によるマイナス点の影響で降班したが持ち点88.93が示す通り実績は光る。おまけに当地は6月開催でA級1・2班戦Vと新人相手でも逆転を狙える決め脚だ。

 岸川哲也(44=大阪)、木本賢二(54=大阪)も今期降班組。過去の実績を考えれば岸川、木本にも出番はある。

 一発のある佐藤譲士郎(26=埼玉)、中込健太(30=秋田)が波乱を呼び込む。


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