武雄競輪のミッドナイト「前検日コメならウィンチケット杯」が7月25日から3日間開催される。今回はA級、チャレンジの2本立て。
S落ちの実力者がぶつかるA級は得点最上位の一丸尚伍(34=大分)が降格初戦の函館に続く連覇に照準を絞る。ケレン味のない自力攻勢でV争いを力強くリードする。
チャレンジはルーキー西原裕太郎(26=佐賀)が初の地元戦にハッスルする。
A級1・2班戦展望

一丸尚伍
S級から降格した精鋭がひしめく混戦相場だが、頭ひとつリードするのは一丸尚伍だ。前期はS級でもまれた。ただし歯が立たなかったわけではない。5月取手FⅠでは①①❷とまとめるなど力強いフットワークを披露した。前々回の和歌山FⅠでは勝ち上がりに失敗したものの、2日目、最終日とBSを引っかけ2勝を手にした。
降格初戦の函館では格上のパワーを見せつけ❷①❶で美酒を味わった。直線の長い当地でも問題はない。自慢のパワーで連覇を目指す。

蕗沢鴻太郎
蕗沢鴻太郎(31=群馬)が力勝負を挑む。こちら蕗沢は長年S級で戦った実績を持つ。今期、無念の降格となったが、底力はピカイチ。
降格一発目となった地元前橋の決勝は同県の先輩・矢口啓一郎の優勝に貢献し自らも2着に入線する見事なワンツー劇だった。先行力は冒頭の一丸にもヒケを取らない。持ち前のタテ攻撃で蕗沢が逆転を狙う。
竹山陵太(41=宮城)もS級経験豊富な実力派だ。降格2戦目の前回宇都宮を❻①❶で制すなど決め脚は侮れない。こちら竹山は捲り兼備に上位進出をもくろむ。
着実に力を付けている橋本凌汰(25=岡山)もV圏内だ。前期S級では洗礼を浴び続けたが、A級となると話は別。その先行力は見逃せない。
マーク陣では一丸と連係可能な良永浩一(47=福岡)にチャンス。欠場明け初戦で体調面が懸念されるが、調整はぬかりない。一丸をスンナリ追走できれば浮上できる。
同じように橋本と連係できる大槇大介(30=岡山)もV争いに名乗りを挙げる。
チャレンジ戦展望
ハイレベルな129期で13勝を挙げた西原裕太郎(26=佐賀)が地元バンクでデビュー初Vを目指す。ルーキーシリーズ3戦での優勝こそなかったが、2戦目の熊本では決勝に進出するなど見せ場を作った。
本格デビューの佐世保を①②❸、前回の松山を④③❷と高い先行力を発揮した。初めて挑む地元戦。むろん狙うはデビュー初Vだ。
西原との同期対決に燃える宮本寛大(22=熊本)、高橋聖太(25=愛媛)の動向も見逃せない。とくに高橋は前回の久留米を②②❸とまとめるなど不気味な存在だ。
A級落ちのベテランにもチャンスがある。捲り得意な大竹野裕樹(44=鹿児島)が西原の攻めに乗れるパターンを考えると差し切り可能だ。
同じく藤田剣次(49=福岡)も圏内。今回は追加あっ旋の藤田が九州勢と息の合った連係で差し脚を伸ばす。
中四国のマーカーでは吉田彰久(52=香川)がやる気。高橋マークから好展開をモノにするケースも十分だ。

