防府競輪のFⅡモーニング「ジェラテリアクラキチ杯」が31日から8月2日までの3日間開催される。今シリーズはA級3班によるチャレンジレース。

 V筆頭格は129期ナンバー1の沢田桂太郎(28=大分)だ。ルーキーシリーズを含み、デビューから5場所を消化し、4優出、2Vをもぎとるなど、潜在能力の高さを見せつけている。初挑戦の防府バンクで持ち前の強地脚を発揮する。

 今回は129期のルーキーがV争いの中心となるチャレンジレース。ルーキー4人のうち、45勝を挙げ在所1位の成績を収めた沢田桂太郎の存在が際立つ。持ち味はロードで培った強地脚。高いトップスピードを長時間保てる沢田はラストの直線でもタレないスター候補でもある。

 デビューから連勝街道を行くものと思われたが、意に反して宇都宮のデビュー戦はまさかの未勝利。2戦目の平塚で決勝にはこぎつけたものの、こちらも白星にはありつけなかった。②②で迎えた3戦目の熊本決勝でようやく結果を出した。逃げる滿田光紀(熊本)、将来性豊かな高橋奏多(大阪)ら同期相手にハロン11秒1の捲りを決め初Vを手にした。

 本格デビューの地元別府は①①❸と無念の涙をのんだが、前回の熊本では快速捲りを放った同期の田中衛太(長崎)にスイッチし返す刀で差し切って見せた。4場所の決勝成績は❹→❶→❸→❶なら及第点を付けていいだろう。33バンクは初挑戦となる沢田だが、死角はなし。早めのスパートから押し切り有力だ。

 沢田との同期対決に燃える横溝貫太(23=福岡)は本格デビューした久留米でいきなりV。直前の豊橋も自慢のスピードを披露し2度目の優勝を3連勝で飾っている。養成所でも18勝を挙げているように逆転を狙える逸材だ。

 祖父・州平(26期・引退)、父・光平(76期・引退)の血を引き継ぎ、デビューを果たした松本悠平(23=高知)は在所成績こそ目立たなかったが、直前は2場所連続、無傷で決勝に進出するなど上昇傾向にある。

 もう一人のルーキー鴨下佳朋(21=愛知)も前回の地元豊橋で3日間BSを引っかけ②④❸とまとめているだけに侮れない1車となる。

 関口朗斗(22=群馬)と中川飛隆(27=新潟)が先輩期の意地を見せる。デビュー以来、タテ脚勝負を貫く関口は成績にムラがあるものの、スピードは129期勢にもヒケをとらない。中川は前2場所、決勝進出を逃がしているが、今年5Vをマークするなど破壊力はある。

 得点最上位の田上晃也(28=岡山)が前述129期、127期に負けじと力勝負する。事故点による降班となった田上は前期A級でも結果を残しているだけに好勝負を演じられる。

 北日本は三浦大輝(28=宮城)が代表格。今期降班を余儀なくされているが、2場所連続で決勝にコマを進めるなど好リズムだ。

 照屋将貴(31=沖縄)は沢田との連係が可能。沢田の番手を食い下がれるかがカギとなる。

 ベテラン勢では関敬(49=栃木)、北村篤(39=岐阜)のハンドルワークに注目だ。

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