武雄競輪のミッドナイト「前検日コメならウィンチケット杯」が12日から3日間開催される。今回はA級1、2班戦とガールズケイリンの2本立て。
実力伯仲するA級は混戦相場だが、機動力は鈴木薫(27=東京)が一歩リード。S級降格後の今期は3場所連続優出するなど安定感もキラリ光る。ガールズケイリンも突出した選手は不在。西脇美唯奈(25=愛知)に久々のVチャンスだ。
★A級1、2班戦展望

鈴木薫
S級降格者をはじめ、A級はツブぞろい。頭ひとつリードするのは得点最上位(99.81)の鈴木薫(27=東京)だろう。25年後期はS級1班を張った実力者だ。前々期の不振でまさかのA級降格となったが、底力はピカイチ。降格後の今期は3場所連続で決勝に進出。
降格初戦の取手で❷①❶と存在をアピール。続く佐世保は❶①❹、前回の京王閣も優勝こそ逃がしたが、❷①❻としっかり決勝にコマを進めた。逃げてよし、捲ってよし、好位さばけるのも鈴木薫の強みだ。自在脚を発揮し鈴木薫が今期2Vに挑む。

尾野翔一
タテ脚勝負なら尾野翔一(26=福岡)が負けない。ナショナルチームに所属しているように瞬発力、持久力ともメンバー中、随一と言っていいだろう。何度も特昇チャンスをふいにするなどレース運びに不安を残す面があるが、ツボにはまったときは手が付けられない。

飯田裕次 
松尾勇吾
尾野と同じ北九州の飯田裕次(40=福岡)やS級復帰を目指す松尾勇吾(27=熊本)は尾野とのセット配分で気合が入る。

龍野琳太郎
中四国は前期S級で頑張った米嶋恵介(34=岡山)と森安崇之(48=香川)の連係に注目。龍野琳太郎(25=岡山)が力を付けているのはプラス材料でもある。吉本哲郎(46=広島)、藤井将(32=広島)がライン参加すればさらに強力だ。
北日本は杉山悠也(43=秋田)が代表格。ラインの機動力型が手薄なのは否めないが、冒頭の鈴木薫と連係できれば浮上できるだけの脚力と実績を誇る。持ち点も鈴木薫に次ぐ99.63の高い数字を持つ杉山の動向が見逃せない。
★ガールズ展望

西脇美唯奈
佐世保の女子オールスター直後の開催とあって参加メンバーは小粒。いかにも波乱含みのV争いとなりそうだ。そんな中、西脇美唯奈(25=愛知)はコンスタントには決勝に進出するなど安定感がある。通算6V。昨年10月の静岡以来、優勝から遠ざかっているが、GⅠクラス不在の裏開催なら久しぶりの美酒にありつける。
西脇が頭ひとつ勝っている印象だが、対抗格は横一線。清水彩那(28=静岡)は弥彦、奈良を2場所連続で優出。今回のメンバーならタテ脚を活用し西脇に迫るとみた。初Vを狙う清水の走りに注目したい。

宮地寧々 
豊岡英子
連続優出中の宮地寧々(31=岐阜)や一発の魅力を秘める豊岡英子(46=大阪)もV圏内。

田中月菜
また地元・田中月菜(25=佐賀)の存在も忘れてはならない。6月の地元では④③❹と気合の走りを見せた。何しろホームバンク。田中の気持ちのこもった走りも見逃せない。

