「KEIRINライジングスターズ㏌弥彦 スポーツニッポン賞・小橋正義杯」は、8月11日から13日まで3日間にわたって弥彦競輪場で開催される。S級7レースとA級1、2班5レースで1日12レース。
6日制ナイターGⅠ松山オールスター競輪の前半戦にリレーでバトンをつなぐ昼間のFⅠ戦。S級は実力互角だが若い機動力タイプによる力勝負が焦点となりそう。
デビュー2年目で今節得点トップの127期・野中龍之介や117期の青柳靖起と久田裕也、前回S級初Vの123期・青木瑞樹に勢いがある。そのほか捲り鋭い佐藤博紀、追い込み型で力のある新山将史や笠松信幸がV候補だ。(電投番号「21#」)
S級見どころ

新鋭・野中龍之介が中心だ
3月にS級特進 12場所で7回優勝
ライジングスターズという名称の通り、若くて勢いのある自力型が多い。野中龍之介、青柳靖起、久田裕也、青木瑞樹の4人は弥彦バンク初登場で実力も接近しているが本命期待は神奈川の有望株、127期の野中だ。3月にS級に特進し、ここまで12場所を走って7回決勝へ。6月玉野GⅢでは一予、二予、準決と3連勝。その次の地元戦、平塚FⅠでS級初Vを決めた。
直近の地元GⅢ、小田原記念では同県の先輩の前で果敢な仕掛け。自身は勝てなかったが4走のうち3走は後ろが1着。内容としては悪くなかった。ここも基本は積極策。ラインができれば果敢な走りに徹する。たとえ1人になったとしても、優勝した平塚の決勝が単騎だったことを考えれば問題なし。ここで2回目のS級Vへ。状況に応じてスマートに運ぶ。

青柳靖起 
久田裕也
117期の2人は青柳と久田。青柳は6月前橋FⅠで逃げ切り3連勝を決めて今年初V。直近2場所は奈良FⅠを予選6着で途中欠場、前回小田原記念は一予で失格と流れが良くないが、その分も気持ちが入りそう。中8日で立て直して今シリーズへ。自力で持ち味を生かして結果を求める。
久田は5月松阪FⅠで今年初V。決勝は自力ではなく同県後輩の室井蓮太朗の後ろを回り、捲った室井を差しての勝利。基本は自力勝負だが、状況次第では前を任せて番手でのレースも。ここでは追加で入った同学年の青木瑞樹と中四国で並ぶケースが考えられる。

青木瑞樹 
新山将史
青木は前回奈良FⅠでS級初V。同県後輩の徹底先行型・猿楽楓樹の逃げに乗って番手捲りを決めての戦果。今回は、その後のレースで落車負傷した猿楽に代わっての追加出場。それも踏まえて積極的な走りに徹するか。力を出し切っての2場所連続Vを目指す。
佐藤博紀は20代の自力型の動きに応じて仕掛ける。タイミングを見て捲りを狙うか。弥彦は昨年7月記念以来で、その時は一予と最終日に捲って2連対。流れに乗って出られるかが鍵だ。北日本で佐藤との連係となりそうなのは新山将史。佐藤の仕掛けが決まればチャンス。後ろから鋭く伸びてのVもある。
A級見どころ

辺見竜馬
辺見が躍動する
5月に2班に特昇してから7場所を走り3V、21走で一度も確定板を外していない辺見竜馬が中心。基本は先行勝負。果敢な仕掛けで押し切りへ。同県の前川大輔が番手で援護してワンツーへ。
現在、通算862勝の大ベテランは小嶋敬二。A級に下がって2場所目の前回奈良は中部の後輩・佐藤竜太の逃げに乗り直線で抜け出して今期初V。基本は自力勝負。若手がやり合ったところを仕掛けて連続Vも。
地元の藤原憲征は徹底先行の藤田祐大と連係。先制が決まれば番手で好展開に。動ける岡山の田中和磨と多田晃紀は前後で連係か。どちらが前でも流れに乗って出ると怖い。

