西武園競輪場

 <9月6~8日>地元の池田勇人が主役を担う。今期はかなり久々となるA級での戦い。降級してからやや流れに乗り切れていない印象だが、そろそろペースに慣れてくるころ。

 同じく降級組の蕗沢鴻太郎を目標に、GⅢ2Vの底力と地元の意地で勝ち切ってみせる。怖いのは橋本智昭。パワフルな走りはA級では上位の存在。8月和歌山での落車の影響が気になるが、戦える状態なら十分勝ち負けできる。

 同県の三浦雄大がこれに続く。地脚が武器の南儀拓海は、先行有利なバンク特性を生かして駆けられれば面白い。

 また、チャレンジは小笠原匠海が断然の主役。早期卒業生の候補に選ばれた逸材で、力さえ発揮できればメンバー的にもV濃厚。ガールズは堅実な那須萌美が中心。ただ、展開次第では地元の小泉夢菜にもチャンスがありそうだ。

大宮競輪場

 <9月13~15日>岩本俊介が抜けた存在。8月はGⅠオールスターを自力戦で2勝。続く地元松戸記念をVと調子は明らかに上向きだ。ウィナーズカップ組が不在なだけに、S班経験者としてもここはVがノルマとも言っていい。

 恩田淳平は関東地区として意地を見せたいところ。地元の山口多聞を目標に鋭い差し脚を披露する。復調急な松岡辰泰は得意の捲りで一発を狙う。


 <9月21~23日>地元の大砲候補・長川達哉が期待を集める。以前はヨーロッパを舞台にロードレースで活躍していた。デビューからは先行にこだわるあまりに敗れることはあるが、その地脚は本物。地元、それもホームバンクデビュー戦となるここは結果でそのポテンシャルを証明する。

 中野楚樂はデビューから8月までに2Vと実戦向きなタイプ。ここも自慢のダッシュでVを狙う。

静岡競輪場

 <9月18~20日>山田庸平が力を見せつける。オールスターは二次予選で無念の失格。ただ、動き自体は上々に映った。7車立てのFⅠ開催なら力は上位。自身で動いても主役だが、基本は急成長している坂田康季を目標に仕事をこなして抜け出す。

 地元地区の南関からは松谷秀幸が参戦予定。落車が続きなかなか調子は上がらず。ただ、常にトップで戦っているだけに底力が違う。目標が手薄な印象も、どの位置からでも鋭く突っ込んでくる。

 何でもできるタイプの酒井雄多も怖い存在。今年は斡旋が止まる時期もあったが、ダービーでGⅠ初1着を挙げるなど本格化している。

 長い距離も辞さず前々に攻めてV争いへ。岸田剛―柴崎淳で連係しそうな中近勢も面白い存在。岸田が得意のカマシを決めれば、柴崎が恵まれるシーンも十分にある。 

伊東競輪場

 <9月14~16日>無観客のミッドナイトGⅢ。ファンの声援はなくとも地元の簗田一輝が意地を見せる。今年はGⅠ高松宮記念杯競輪で決勝2着。

 賞金ランキングでも一時ベスト9入りし、充実の時を迎えている。いわゆるビッグの裏開催なだけに、夢のGP出場へもVで賞金上積みだ。差し脚鋭い阿部力也は、嵯峨昇喜郎と連係し逆転を狙う。園田匠や小川真太郎も侮れない存在。


 <9月23~25日>松井宏佑―岡村潤で連係する南関勢がシリーズを引っ張る。松井は2月の落車から完調とはいかずも、徐々に調子を取り戻している。GⅡ組が不在のここなら自慢のスピードで押し切れる。地元の岡村が食らい付く。

 怖いのは松本秀之介。近況は1着を量産しており、調子を上げている。得意の捲りで久々のVも。角宗哉―香川雄介の中四国勢もチャンスはある。 


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