佐世保最終日4R


ここなら岩城佑典も好戦可能

 なかなか見せ場をつくれず終わっている岩城佑典だが、2場所前は2日目、前回は最終日に1着を獲っている。「スピードが足りない」と課題を自覚。勝ち上がり段階は厳しいが、敗者戦ならばチャンスはあるだろう。

 戦歴最上位の入江航太は戦法の幅を広げて点数を上昇させたが、88点に見合う自力脚があるとは思えない。人気を集めそうだが過信は禁物だ。

 岩城が単騎勢を味方に風を切ると、簡単に捲れない可能性まである。流れ次第では番手を狙うケースもあるか。岩城は自分のレースをしやすい構成で、本領発揮に期待したい。

 岩城が力を出せる流れに。ピリッとしない山田だが無風で回れれば差し切りも十分。単騎勢は、甲斐下は厳しそうだが、前検日から鼻息荒い奥出健士郎は狙って面白いかも。2日目の脚も悪くなかった。傑出者不在のここなら侮れない。

 車券は3連単で❹=❶❷―❶❷❸❻と、穴は奥出の上位進出❹=❻―❶❷❸、❷=❻―❶❸❹を。


佐世保最終日5R 


前田義和が2勝目へ

 準決勝9R、土生敦弘は本調子ではないとはいえ、前田義和に大いに苦しめられた。前田は初日も難なく逃げ切ったように、やはり点数以上の底力を秘めている。

 ここは九州3人と、中近4車での2分戦。決勝進出を逃した小笹隼人も2日目はやや修正したとはいえ、本来の動きには程遠い。

 しかも、以前のように長い距離は踏めなくなっている。ましてや準決勝で土生が苦しめられた姿を見ているだけに、4番手に引いたら敵わないと考えているだろう。

 前田の番手に飛び付くか、もしくはラインの厚みを生かして行けるところまで突っ張ろうとするかも。それでも前田が最終的には行き切ってしまうだろう。

 問題は前田後位の小竹洋平が絡まれるかどうか。絡まれなければ今の調子なら差し切りも互角。絡まれるようだと、前田の押し切りが有望だ。

 小笹は後ろに3人付けて凡走はできない。前受けから前田の番手を狙うレースに出ると読む。

 車券は3連単で、前田に近畿両者が続く❷❶❼と❷❼❶が本線。小竹が無風だった場合の❹❷❻と2パターンで構えておく。


佐世保最終日6R 


和田誠寿が悔しさを晴らす白星奪取

 前期S級ながら、もどかしい戦いが続いている和田誠寿。準決勝も初手で中団をキープし、道中も前を任せた蔣野翔太が中団を立ち回ったが、最後はコースが塞がってジ・エンド。

 レース後はかなり悔しそうだった。最終日は初日逃げ切った龍野琳太郎の番手回り。地元コンビを背にする田代匠が点数以上のパワーで抵抗するが龍野が蹴散らすとみて、和田に白星チャンスだ。

 初手の隊形次第では龍野が突っ張って駆けることも。和田がゴール前で鋭脚を発揮して悔しさを晴らす。

 車券は3連単で和田の差し切り❶❸❷が大本線で、❶❸から❹❺❻。❶❷❸を押さえる。(本間 正則)