熊本競輪のモーニングFⅡ「レイメイ藤井杯」が24日から3日間開催される。今シリーズはA級1、2班戦。東西の精鋭を迎え、激しい優勝争いが繰り広げられる。

 V争いの中心は脚力、安定感でリードする藤田周磨(29=埼玉)だ。S級から降格した今期は6場所連続で決勝進出。うち2V、準Vが2回と安定した成績を収めている藤田が破壊力満点のタテ攻撃で今期3度目のVを目指す。

★A級1・2班戦展望

 例によって波乱含むだが、優勝争いはS級降格組が引っ張ることになるだろう。中でも藤田周磨が頭ひとつリードする。前々期は1回の失格。成績も振るわず今期、無念の降格となったが、A級ではモノの違いを見せつけている。

 降格初戦の青森を❸①❶で制すと、その後も安定した成績を収め、6場所連続で決勝にコマを進めた。直前の松山決勝もBSを引っかけ、堂々と押し切るなど底力を発揮した。かまし、捲りのスピードは健在。タテ脚勝負でアピールする藤田が今期3度目のVに挑む。

 その藤田と連係できる藤原憲征(47=新潟)にもチャンス。こちら藤原もS級経験豊富な実力者だ。前回川崎の初日特選で失格を喫しているが、前々回の松阪決勝は高野信元(愛知)を追走し、番手差しを決め降格後、初Vを飾った。藤田の攻め方、踏む位置次第では藤原に絶好の勝機が訪れる。

 北日本から斉藤英伊須(22=青森)が名乗りをあげる。今期の斉藤は冒頭の藤田に負けず劣らずの安定感を誇る。6場所連続で決勝進出。うち今期初戦の7月大宮を完全V。

 3場所目の玉野も制し勢いに乗る。前2場所の決勝もBSを奪取し準優勝と急成長した印象だ。強気の先行勝負を貫く斉藤が互角の争いに持ち込む。

 徹底先行といえば常次勇人(24=大阪)もその一人。結果を恐れず勝負どころは目一杯、踏み上げるのが常次の持ち味。もがき合いは望むところ。のっけから常次がパワー全開だ。

 その常次と連係可能なベテラン藤原誠(54=岐阜)にも差し場はある。S級降格後の今期は7場所を消化し、わずか2勝と苦戦しているが、熟練のハンドルさばきは見もの。

 四国は小原周祐(35=高知)に食指が動く。S級復帰を目指す小原が飛び道具(捲り)兼備に前々と攻め立てる。

 中国勢はケレン味のない自力勝負で売る藤井優希(27=山口)にマークできる藤井将(32=広島)が好配を呼び込む。

 九州勢は全力ファイトがモットーの八谷誠賢(51=福岡)が上位に挑む。地元代表格の松尾勇吾(27=熊本)が番手回りから気合十分の差し脚を披露する。


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