武雄競輪のFⅡミッドナイト「オッズパーク杯」が3日から3日間開催される。今シリーズはA級1・2班戦。突出した選手は見当たらずいかにも混戦相場となるが、中心視したのは地元の成松春樹(40=佐賀)だ。

 今期は6年ぶりのA級降格となったが、さすがにこのクラスではひと味違う。復調ムードの浅見隼、さらに徳永泰粋ら九州勢と息の合った連係で成松が今期3Vに挑む。

★A級1・2班戦展望

 今回はS級降格組をはじめ東西の精鋭が集まった。脚力接近、実力拮抗する波乱含みのシリーズとなるが、気合の乗りは地元の成松が一番。

 S級から降格した今期は7場所を消化し2V、準V2回と安定した成績を収めている。若い頃の成松はケレン味のない自力勝負が持ち味だったが、年齢とともに戦法もチェンジ。

 先行はめっきり減ったが、追い込み主体に飛び道具(捲り)を兼備する自在派としてクローズアップされる。

 今回は降格後、初の地元戦。連日、気持ちのこもった走りで地元ファンの声援に応えてくれるはずだ。

 パートナーは浅見隼(29=福岡)と徳永泰粋(23=熊本)だ。腰痛に泣き低迷した浅見はここに来て復調。パンチ力のあるタテ脚勝負で存分に見せ場を作る。

 徳永は前回の別府で①④⑦。気配はひと息だったものの、調整にぬかりはない。かまし、捲りのスピードは魅力たっぷり。冒頭の成松を中心に浅見ら九州勢の折り合いにも注目される。

 関東はGⅠ優出歴のある藤原憲征(47=新潟)が核を形成する。全盛時のキレこそ影を潜めているが、そのマーク力、ハンドルさばきはメンバー中ピカイチだ。

 中村隆生(26=栃木)、長谷川飛向(30=東京)と同じあっ旋なのは藤原にとっても好都合。藤原を中心とした関東勢が互角の争いに持ち込む。

 北日本から真船圭一郎(38=福島)が名乗りを挙げる。ムラだが、今期3Vと一発の魅力を秘める。こちら真船は比佐宝太(25=福島)との連係でV争いに割って入る。

 積極的な龍野琳太郎(25=岡山)に乗れる片山智晴(42=岡山)が波乱を演出。

 南関は9月豊橋でA級初Vを飾った山下祐輔(24=千葉)が戦線を賑わす。逃げあり、捲りあり。9月佐世保でも連日、力強いフットワークで話題を提供した山下の存在も忘れてはならない。


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