パワーはトップクラスの吉田拓矢。今年は立川記念を優勝して幸先いいスタートを切ると、5月宇都宮記念も制してS班の貫禄を示した。負傷明けとなった青森記念では、スーパールーキー中野慎詞らを相手に機敏な立ち回りを見せてV。冷静な運びから勝負強さを発揮する。

 上位の総合力を誇る吉沢純平は、俊敏自在な運びからシャープなタテ脚を発揮して別線を撃破。

 諸橋愛の鋭い差し脚も魅力的だ。献身的な援護には定評があり、激しいブロックで別線をけん制。的確なコース取りから、勝負根性を見せて差し脚を伸ばす。