三谷竜生が底力を発揮する。グランプリ制覇に、GⅠ3Vの実績が格別の輝きを放っている。6月高松宮記念杯では優出に失敗も、2勝の活躍で復調気配を見せた。その後は安定した成績を残している。ド迫力の仕掛けから別線を制して主導権を握る。

 何でもできる山田久徳はハイアベレージの実力者。俊敏な組み立てからそつなく中団を確保。センス抜群の走りで勝機を逃さない。

 積極的な走りで売り出し中の脇本勇希は、果敢に攻めてレースを支配。

 スピードには定評がある伊藤信は豪快に仕掛けて一気に前団をのみ込む。