太田竜馬のパワーも驚愕(きょうがく)だ。共同通信社杯の二次予選では、果敢に先行して脇本雄太のS級連勝記録に終止符を打たせた。捲って強し、逃げても強しと競輪界でも屈指の猛者になっている。今回も豪快な仕掛けで評判のパワーを発揮して別線を蹴散らす。

 橋本強は厳しいヨコの動きから、的確な差し脚を繰り出して勝利をたぐり寄せる。

 共同通信社杯でGⅡ初出走を果たした川口雄太はトップの走りを肌で感じた。追い込みを勉強しながら戦法の幅を広げ、自在な走りを駆使してアピールする。