別府最終日1R


 オープニング・レースで資金稼ぎ。このレースは二分戦。岡田大門が自力で、町田勝志は自在戦。岡田は内枠で前受け。町田勝志は後ろからブーメランで誘導を下ろしてからの戦い。最終的には岡田大門の先行になるとみた。そこで展開絶好は木谷凉。木谷凉はユーチューバーとして、おなじみ!競輪の楽しさを伝えているシブい選手だ。「FuNTV 木谷凉」で検索すれば、いろんな動画が上がってくるので、ぜひ見て頂きたい(※面白いですよ)。年明けからケガもあり、なかなか勝ち切れないが、ここは番手で絶好の流れ。前回別府モーニングから追加で連戦で別府ミッドナイト。別府続きの6戦目で、やっと、いい番組になった。岡田大門とは地区が違えども連係実績があり、今年初勝利の好機だ。スジの❷=❶❹、❷❹❶に❷❶❸、❷❸❶。


別府最終日5R


 どうも穴の匂いがする。人気は内枠両者の松丸裕紀と倉松涼。両者ともに中団理想のタイプだ。そこで展開は3人そろった北日本トリオが先制するか。先頭の佐藤はメンバーを見渡し「北3人ですね。石田さんまで付いてくれればいいが」と話し、石田が3番手をキッチリ固めることで佐藤の腹は決まったはず。うまくペース駆けに持ち込めば展開が向くのは阿部利光。昨年いわき平で、今回、決勝に進出した比佐宝太と同着Vを決めた差し脚がある。展開さえ向けばモノにしたい一戦であろう。❹=❻流しに❹❶、❹❷流し。


別府最終日7R


 優勝は、ほぼ121期5人のなかから出るような感じだ。主力は埼京勢の長谷川飛向―中山拓人である。そこで単騎で気楽に走れる森本桂太郎狙い。少し前を見てしまうクセがあるものの、ダッシュいい一撃には魅力がある。ここは長谷川飛向と比佐宝太が準決のように踏み合う展開なら、捲り得意の森本桂太郎が待ってましたの展開。器用さもあり、十分、狙える。相手本線は番手戦の中山拓人で❹=❺流しに、地元高橋優斗への❹❷流し。(古川 文夫)


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