A級1・2班戦見どころ
今期A級で、ここが2場所目となる神田龍(三重・105期)。初戦の京王閣ナイターからは中3日。京王閣では3日間とも自力で力強い走りを見せている。機動力は一枚上と言って良く、ここも捲り主体の仕掛けで強さを発揮する。同県でホームが神田と同じ松阪の西村豊(三重・84期)が、がっちりマークしてワンツーへ。篠原忍(愛知・91期)と福田真平(愛知・113期)も地元で気合の走り。中部連係から浮上を目指す。
近畿の軸は小谷実(京都・93期)か。5月四日市ミッドナイトで完全Vを決め、前走今期初戦の向日町でも地元でV。動けるが目標があれば前を任せての組み立て。ここでは機動力ある張野幸聖(和歌山・115期)や田中大我(奈良・115期)との連係が考えられる。差し脚鋭い佐野梅一(京都・78期)は京都同士で小谷の後ろ回りから切れ味を発揮する。
九州も力のある選手がそろう。得点上位は自在の宮崎大空(熊本・115期)。同県先輩の中村健志(熊本・96期)の前で動いての勝負か。
自力で仕掛ける利根正明(大分・97期)や追い込み型で実力のある高木和仁(福岡・76期)、坂本晃輝(佐賀・81期)の浮上も。
中四国では2班でもS級下がりで点数を持っている藤井將(広島・113期)。組み立ては追い込みが主体。目標次第だが好位を回ると怖い。