佐世保最終日4R


 メンバーが発表された当初は小浦凪と小出慎也の中近勢がお互い単騎という流れになっていた。しかし九州勢の山崎翼―良永浩一が「スピードいい小浦の後ろがあるなら」と小浦の番手を主張した。

 そこで小浦は「えっ?そうなんですか。どうしよう。単騎で気楽にと思っていたんですが。(しばらく長考し)分かりました。コメントは自力で。ひと肌脱ぎましょう」と自力勝負に。

 スピードの良さは対する板崎佑矢より上位なのは明らか。最後は自身のラインで上位独占。

 ❶❷❻のボックスが初手の車券。ただ最後はタテ脚ある山崎翼がサラ脚だと「寒さで脚が3角になる」小浦の2、3着もあるので、❻❷❶、❻❶❷が案外狙い目か。 


佐世保最終日6R


 ガールズ決勝は大混戦だ。

 人気は当然、内枠の3車であろう。おそらく、お互い位置取りに専念し、けん制し合う流れも十分ある。気配抜群の選手も見当たらない。そこでケレン味ない先行を放つ畠山ひすいを抜てき。

 手の負傷からなかなかリズムが作れなかったが、2日目は会心駆けで快勝。「先行で久々の1着。素直にうれしいですね。これで弾みが付けば」。自身がもつところからタイミングよく行けば勝ち負けに持ち込むかも。当所はとにかく先行有利だ。8月小田原以来のVも狙える。

 ❻=❶❷❸流しで手広く。


佐世保最終日7R


 人気は当然。完全Vを狙う坂上樹大だ。差し目の❶❸が売れ筋か。しかし前を走る長屋の出来もいい。

 初日が突っ張り先行で坂上樹大と好勝負を演じ、準決はラインで決まるように、鐘カマシ。決勝は前2日間の内容を見れば、ラインに貢献したのでVを狙っていい走りも出来る。「準決は踏み直しも出来たので」と気配上々。

 ここは相手の多田ラインと、単騎の宮崎大空を出させて中団4番手捲りなら❸―❶―❷❹❺の3点は狙える!(古川 文夫)