小倉最終日1R
ガールズ決勝は久米詩の完全Vが濃厚で本命相場。ガールズ一般戦は混戦必至なので、そこそこの配当になるかもしれない。人気は車番順で1番の加藤舞(写真)から❶❷で売れるか。「2日目はビビッてしまった。最終日こそは。自在ですが、本音は駆けたい気持ちもあるんです。飛びつくかもしれないですが何とか」と本音をポロリ。当地では23年2月一般戦1番車で上がり12秒4の捲りで1着と取っている戦歴がある。前々に踏み込み、勝負どころでは奇襲カマシを打ってきそうな橋本佳耶の動きをみつつ、番手に入る作戦か。❶=❹流しに❶❷❹、❶❸❹が押さえ。
小倉最終日6R
今節、熊本市営開催だったので新鋭・河崎正晴は決勝に乗りたかったはずだが、照井拓成と勝負どころで3番手を取り合い、終わってしまった。「人気していたのに申し訳ありません」最終日こそは、きっちり自力勝負に徹し、九州ラインで決めたいはず。自力の相手が同期の荒川仁と近藤雄太。121期同期、ガチンコ勝負。絶対に負けたくないはず。主導権は譲らないとみた。そこで河崎の番手が安谷屋将志か山口龍也か流動的だった。点数では安谷屋将志が上だが「(山口)龍也が前を回ればいい」のアドバイスがあり、ハコは山口龍也(写真)に。「河崎君の番手、回りたかったんです」準決はきっちり3番手を固め、心中覚悟の戦い。最終日はハコだ。山口龍也の出来も上がっているので、すんなりのハコなら交わせるか。差せば少し好配か。❺❶❹、❺❹❶、❺❶❷と、特選組の西村豊が強襲しての❺=❷―❶❹。
小倉最終日9R
チャレンジから特昇後、1、2班戦2場所目となる立花昌也(写真)の気配がガラッと変わってきた。今、前橋に冬期移動しており、前橋ドームでS級上位の小林泰正や佐々木悠葵らと、一緒に練習している成果なのか、室内、ドームでの走り方がマッチしている。スピード勝負が合っているのであろう。準決では格上の松本憲斗を後方に置いて、突っ張り、逃げ切り勝ち。「感じよく踏めたし、ドームは走りやすいですね。前回川崎の反省を生かせています」決勝は何と立花昌也の先行1車で番手競り。タテ脚ある照井拓成の差しが売れるが、案外、立花昌也の逃げ切りも十分ある。「自分も含めて、北で決まるように」❼=❷―❸❺の4点が基本線だが狙いは❼❷流し。❼❷❺と❼❷❸厚めに。(古川 文夫)