名古屋ミッドナイトバナー

 名古屋ミッドナイト競輪の「WINTICKETミッドナイト競輪」が7月4日から6日まで3日間にわたって開催される。

 A級3班チャレンジ戦のみで1日7レース。今節が本格デビュー初戦となる125期のルーキーから6人が参加。若さあふれるフレッシュな走りに注目が集まるが、飛び抜けた存在はなく激戦模様だ。


 125期は水谷亮太(愛知、在所順位49位)、森崎英登(愛知、同44位)、中島淳(埼玉、同41位)、阿部俊(静岡、同28位)、稲留敦貴(鹿児島、同50位)、南部翔大(同29位)。

 いずれも自力勝負が基本でも、同県2人での出場となるのが名古屋をホームとする地元の水谷と森崎。そろって決勝に進んで力を合わせると有利だ。後ろを回った方が地元デビュー戦でのVゲットへ。ルーキーシリーズでは水谷が2場所で2回連対。年齢も上なら森崎に前を任せて番手となるか。

 中島はルーキーシリーズの初戦で決勝2着。捲って優勝した卒記チャンプの森田一郎と同門で連係してワンツー。ここでは自力でアピールするか。稲留と阿部、後から追加での出場が決まった南部もチャレンジ戦1発目での初Vに燃える。


 先輩の意地を見せるのは123期で力のある岡部伶音。北日本の新人は出場メンバーにおらず、自力で持ち味を生かしての勝負。果敢に攻めてV争いを演じる。

 このほか前期1、2班戦でも勝ち星、連対が多かった自力型の田村裕也(徳島・113期)、追い込み型で最も点数を持っている川上真二郎(新潟・86期)もV候補として見逃せない。


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