名古屋ミッドナイトバナー

 名古屋ミッドナイト競輪の「楽天・Kドリームス杯」が8月3日から5日まで3日間にわたって開催される。A級1、2班戦のみで1日7レース。北日本、関東、南関、中部、近畿の各地区から49人が出場。

 主役は今期7月の3場所で2Vを決めるなど好調を持続する棚瀬義大(岐阜・123期)。そのほか好メンバーがそろって激突する。


 岐阜期待の若手として注目度の高い棚瀬は今回が名古屋初登場。地元、愛知勢ほか多くそろう中部の仲間と厚いラインを組んでの勝負。積極策で押し切り今期3回目のVへ。

 地元は追い込みが主体の太田剛司(愛知・97期)が得点上位。捲れる篠原忍(愛知・91期)や機動力を生かす石田拓真(愛知・119期)もホームバンクで気合あふれる走りを見せる。

 三重の2人はダッシュ強烈な下岡将也(三重・111期)と差し脚堅実な三宅裕武(三重・88期)。下岡は直近の向日町を初日に当日欠場、三宅も落車後で状態面が気になるところ。


 格清洋介(静岡・111期)は前走地元ホーム戦の伊東ミッドナイトで完全V。確かな機動力を武器に、ここでも好走へ。加藤圭一(神奈川・85期) が格清と南関でタッグ。前走青森の2日目に当日欠場しており、その影響がどうか。

 近畿のV候補は水谷好宏(大阪・93期)。動くことも可能だが徹底先行タイプの枠元一葵 (福井・117期)がおり、連係できれば有利。2班だが谷口友真(大阪・109期)も自力で優勝を狙える。

 北日本は棚瀬同様に初の名古屋となる比佐宝太(福島・121期)がラインの先頭で果敢な走り。動ける中村弘之輔(北海道・109期)や同県先輩の金沢幸司 (福島・91期)の前で仕掛けて上位独占を目指す。

 関東の主力は高橋泰裕(埼玉・107期)と台和紀(埼玉・83期)。いずれも追い込みが主体。位置次第で浮上がある。


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