ガールズケイリンは石井寛子(38=東京)が断トツのV候補だ。17年のグランプリV(平塚)をはじめ、大舞台で数々の実績を残してきた。今年11V。GⅠ常連の実力者は一般戦でのポカは見られない。佐藤水菜(神奈川)や児玉碧衣(福岡)クラスがいない以上、負けられないシリーズ。完全Vはノルマと言っていいだろう。

 地元バンク初出走となる西島叶子(29=熊本)がきっちりと仕上げてくるだろう。ただし相手はビッグレースでも輝かしい足跡を残す石井。やはり劣勢の印象だが、気持ちでは負けない。その動きを見守りたい。

 今年2Vを手にしている太田瑛美(23=三重)が成長している。長い距離をもがくタイプではないが、時折放つ捲りは脅威。自分のタイミングで一発攻勢をかける永塚祐子(38=神奈川)と豊岡英子(44=大阪)が石井を苦しめるケースも。


A級1・2班戦

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