ガールズケイリン

さくら 群抜く実績

 ガールズケイリンは通算109回の優勝、勝利数588回など山原さくらの戦歴が群を抜く。13年5月、父・利秀の背中を追って松戸でデビューした山原だが、10月17日付けで高知支部から山口支部に移籍した。山原にとって移籍後初の地元戦ということになる。

 直前の松山決勝こそ比嘉真梨代に逃げ切られるチョンボを犯し、3着に敗れているが、児玉碧衣、佐藤水菜らとともにガールズトップの座を守り続ける。自慢のタテ脚で山原がファンの声援に応えることだろう。


 逆転があるとすれば飯田風音。9月福井を途中欠場、直前のいわき平も欠場しているのが気がかりだが、今年8Vを飾っているように体調さえ整えば山原を苦しめられる脚力だ。

 位置取りに集中する小泉夢菜は直前の別府ナイターを途中欠場する憂き目にあっているが、気落ちはない。黒河内由実、西島叶子、長沢彩が好配を演出する。


【町田 混戦断つ】
S級戦先行予想

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